宮崎駿の「あー面倒くさい」

2008年8月 6日(水) 8:13:46

札幌からの帰り便の出発が、羽田空港周辺の雷雨・豪雨で遅れ、東京に着いたのは午後10時すぎ。着いた頃には雨は上がっていた。晴れ男(笑)

ちょうど札幌に行っていた一日の間、東京は豪雨だったらしい。いろんな事故や被害が報じられるのを帰ってから知った。長く停電した地区もあったようですね。停電と聞くとすぐ阪神大震災での体験を思い出し、阪神大震災を思い出すと「こういう豪雨の最中に大地震が起こったらどうなるだろう?」とアタマが勝手にシミュレーションを始める。豪雨×大地震はかんべんしてほしいなぁ。

というか、豪雨というより、そろそろ「これはスコールなのだ」と考え始めた方がいいのではないか。
もう体感的には亜熱帯である日本の夏。スコールが定期的に起こっても不思議ではない。先月にインドやタイやシンガポールの人を相手にレクチャーしたことはここでも書いたが、そのときに「今日の東京はものすごく暑いけど、実際のところ、お国と比べてどうなんですか? やっぱりインドとかシンガポールは今日の東京よりずっと暑いですか?」と聞いてみたのだ。そしたら「almost same」と返ってきた。そう、東京の真夏はインド並みの暑さなのだ。もう亜熱帯的自覚を持ち始めた方がいいのかも。

札幌に行っていて東京にいない間に仕事でトラブルが続出したのだが、8月は後半に夏休みをとることもあって仕事の予定がギッチリ詰まっており、対応も後手後手になる。
うんざり&面倒が続き、消えていなくなりたい衝動と果てしない疲労感に苛まれたが、家に帰ってからたまたまNHKの「プロフェッショナル」を見ていて、宮崎駿が絵コンテ考えながら「面倒くさい。あー面倒くさい面倒くさい面倒くさい」とつぶやくのを見て、なんだか立ち直った。これほど名声を得て、これほど人に求められ、待ち焦がれられ、感動を与えている人が、死にたいほどの「うんざり&面倒」に襲われている。これは逆説的でもあって、「あそこまで行ってすらそうなのか」という絶望にもつながりかねないのだが、昨晩は「いずこも同じ。とにかく進め。それでも進め」という気分になった。

そうそう、おとといくらいにトップページのカウンターが2500万を突破した模様。ありがとうございます。
それと、今発売中の雑誌「プレジデント」(2008.8.18号)で見開き2ページ出ています。出ているというかインタビューされてそれをライターさんが書き起こしてくれた記事が載っている、というだけですが。「達人に学ぶクライアントの落とし方」みたいな特集の3番目「アイデア立案」の部分。P80です。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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