ポジティブ or ネガティブ

2008年7月 3日(木) 7:46:54

普段から「ポジティブ・シンキング! ポジティブ・シンキング!」と自分に言い聞かせて生きていると、体調が悪いときもポジティブになりがちで、知らず知らずに「なんとかなるさ」「前向きに行けば治る」とか考えている自分がいる(まぁ真のポジティブ・シンキングは客観的な現状把握があった上で「病気の状態を楽しもう」とか前向きになることなので、これは単なる現状認識の甘さに近いものであるが)。

ここ数日、まるでそれを見透かしたように、人生の大先輩方から「まさか、そんなこと考えているのではないでしょうね」というような意味のメールを立て続けにいただいた。えっとえっと…、そんなこと考えてました(笑)

「忙しい、断れない、まだたぶん大丈夫、だって仕事は絶好調なんだから運も上向きのはず、と言っているうちに倒れた仲間を何人か知っています」とか読むと、あぁちゃんと現状認識をシビアにしないとなぁと素直に思う。当たり前なことなんだけど、「自分ごと」になると、これがなかなか出来ない。大先輩方も「そうやって自分も倒れ、人生の方向が変わった」みたいなことを書かれており、実体験アドバイスが心に沁みる。

昨晩も前々から約束していた飲み会で、IT系企業の社長とか有名編集長とかメディア系会社の社長とか会社の同期とかが集まったのだが、途中から疲れが出てしまってうまく場の雰囲気に乗り切れなかった(異様に盛り上がった宴席だったのに)。飲みも食べもほんの少しずつしか出来ない。さすがにまだ復調していない自分を自覚させられたなぁ。多少ネガティブ・シンキングしながら深夜帰宅。

そこですぐ寝ればいいのに、今日の朝8時半からの会議資料が出来上がっておらず、いっそいで企画書を書いた。そうだ、朝の会議が終わったら、いったん仮眠室で寝させてもらおう! それは極楽! って、これはポジティブ・シンキングなのかネガティブ・シンキングなのか。どっちだ?

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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