気力が戻ってきた

2008年6月18日(水) 7:23:03

気力が戻ってきた。
体調はまだまだなので慎重に社会復帰するのだが、気力が戻ってきたのはうれしい。「あぁもうこのまま死ぬまで気力レスなのか」とすら思ったくらい気力が上がらない数週間だった。そのくらいダルくてやる気がおきない日々だった。病気や体調不良って本当に気力を削ぐね。病床であれだけの集中力とクリエイティビティを見せた正岡子規の凄さを思い知る。

昨日は会社を休んだのだが、午前中から仕事の電話がバンバンかかってきて、それに対応しているうちに頭がビジネスモードになり、企画書を一本仕上げた上に連載原稿までひとつ書き上げた。数週間ぶりだなぁこういう能率。で、無理せず一度寝て、夕方に起き出して、明日のレクチャーの予習。パワポを作っているうちに(といっても聴衆に合わせて再構成しているだけだが)200ページになり、慌てて削る。さすがに2時間のレクチャーでこの枚数を話しきるのは無理。

レクチャーとか講演とかの経験が増えれば増えるほど、世に数多いる講師や講演者の方々の苦労を思い知るようになった。予習が大変なのだ。話す相手によって中身を変えているならなおのこと。話す時間の倍以上予習にかかる場合すらある。
まぁ本を書くのも「一冊分のアウトプットをするためにはその倍以上の知識や知恵、そしてインプットが必要」で、「知ってること」と「書けること」は全く別物なのだが、それに似ているかも。伝えたい内容を誰にでもわかるように10万字にまとめるには、20万字分くらいの内容と推敲がいるのである(感覚的に)。同じように、1時間話す場合は2時間の準備作業が必要だ(これまた感覚的に)。大学の先生の1時間半講義とか、あの頃なにげなく聞いていたけど、あれって意外と大変だったんだなぁ(長年同じ内容を語っている先生は除く)。

話がズレたけど、ええと、抗生剤を飲んでいるとはいえ、なんとか復帰しましたというご報告でした。無理せずゆっくり様子を見ます。みなさま、ご心配ありがとうございました。懐かしい方々がメールをくれてうれしかった…。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事