スーツ着て講演

2008年5月18日(日) 18:15:49

今日は1500人弱を相手に講演してきた。
こんなに多い聴衆を相手にするのは2回目かな。ある学会での特別講演だったのだが、紹介や導入がよかったせいであまり緊張せず話が出来た。というか、本当にボクなんかでいいんですか?と不安になるような、伝統ある学会での出し物。念のため、と思って着慣れぬスーツを着て出かけたのだが、ジーンズ着てかなくて本当に良かった。ジーンズだったら浮きまくってた(笑)

広告以外の分野での門外漢的講演。門外漢としてどこまでつっこんでいいものか、ちょっと「話の距離感」に迷ったものの、とても暖かい聴衆で助かった。ちゃんと笑ってくれたし満足。少しでもお役に立てたのなら光栄だ。

「明日の広告」を出してから講演依頼がとても増えたのだが、もともと人前で話すのが非常に不得意なタチである。小学校時代から赤面症で目立つことが嫌いなのだ。いまこうして人前でしゃべってる自分がいまだに信じられない。何事も場慣れと経験なのだなぁと思う。たぶんパワポ資料もなく手ぶらで話せと言われたら死ぬと思うが、パワポさえ見せられるのならわりと話せるようになってきた。いや、本当に、あれだけ口ベタでアガリ症な自分がねぇ、と、よく思う。

とはいえ、今回は(今回も?)パワポ作成時点でわりと悩んだ。
知り合い(ボクにとってはかつてのスター)からのオファーだったので一も二もなく受けたのだが、本番まであと数日と迫るに従って悩みが深くなっていく。講演のパワポを作ってみると、どうにも「浅い」。門外漢分野って深くつっこめないからどうしても浅くなる。ううむ。こんなに浅くて大丈夫なのかな…。

昨晩はとても悩み、パワポを何度も作り直した。自分でどんどんハードル高くして作り直しては、「やっぱりこれじゃ難しすぎるし内容にもいまいち自信がない」とハードルをまた低くして、の作業の繰り返し。他の講演でも毎回こんなことをすることはするが、今回は特に悩んだ。こういう試行錯誤は決して無駄にはならず、数回こういうのを繰り返すと「思ってもみない結論」に辿り着いたりするのだが、今回はわりと冷や汗かいたかも。

ところで。
今日(日曜)の朝日新聞の読書欄「売れてる本」のコーナーに拙著「明日の広告」が載っています(asahi.comへの反映は木曜らしい)。この本、おかげさまでじわじわ売れておりまして、ロングセラー的な動きになってきています。とはいえ、世のベストセラー系の部数に比べると小さなもんなんですが。

そういえば、5/14に行われたサイバーエージェントの決算説明会でお前の本が出てくるぞ、と友人に言われ、「まさか決算説明会で」ってビデオを見てみたら、始まって25分すぎの藤田晋社長のスピーチのところで本当に拙著「明日の広告」が出てきた(驚) ま、一瞬なんですが、なんだか不思議だ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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