千葉の奥の奥の方

2008年5月14日(水) 21:36:29

NYから帰ってきてからさすがにバタバタしていて、企画・雑務・人事・会議・講義と折り重なっている。まぁ連休明けということもあるけど実に慌ただしい限り。連載もそろそろ〆切だ。あぁ台湾も仙台もNYも「おいしい店」まとめたい…。あ、メールのお返事など、とんでもなく遅れてます。すいません…。

今朝は6時半すぎに家を出て千葉の奥の奥の方まで2時間半かけて出かけた。と、遠い!

会社の研修所での講義が目的。
この講義を3月にオファーされて、そのときの勢いでちょっとハードルの高い講義テーマを設定しちゃったのだが(そのときはそれで出来る気がしていた)、そのテーマが今になってプレッシャーとなり、昨晩も今朝も「あーでもない、こーでもない」とパワポをいじりまくってた。やべっ、できないっ、話せないっ、と切羽詰まる。

今朝の段階でまだ出来てなかったのだが、出かける寸前に「あ、こうまとめればいいんだ!」と思いつき、それまで作っていた中途半端なパワポは破棄。行きの電車内でタコ坊主のような形相で必死にMac Book Airを打ちまくり(周りの乗客が引いていた)、研修所についてからも講義が始まる寸前まで打ちまくり、なんとかギリギリで100枚ほどのパワポを完成。そのまま勢いで講義も話し終わった。好評。良かった。ホッとしてお弁当をいただいて、また2時間半かけて都内へ戻ってきた。行って話して帰ってくるだけで7時間以上だよぉ。でも無事に済んで良かった良かった。

と、ここでふと気づく。
社員証とクレジットカードがない! どうやらどこかで落とした模様。
クレジットカードはSuicaを兼ねているヤツで、会社のゲートを通るときに使う社員証と一緒にプラスティック・ケースに入れて、いつもポケットに入れている。物を落とすことがほとんどない人生を送ってきたので、そんな持ち歩き方でも落とさない自信があったのだ。なのになのに。んーちょっと呆然。

朝からの行動をひとつひとつ掘り起こしてみる。薄ぼんやりしているが、行きの電車でタコ坊主のような形相で必死にMac Book Airを打ちまくっている時に車掌の検札を受けた気がする。特急券も買わずに飛び乗ったので、Suicaを見せて降車駅までの乗車券・特急券を買った記憶がある。そのときそのSuicaをちゃんとしまわずに、寸暇を惜しんでまたMac Book Airに向かった気がする…。

あの時落としたに違いない!
千葉の奥の奥の方にあるその特急の終着駅に電話して拾得物を聞いてみたが、答えは「届いてないです」のひと言。
一応携帯電話の番号をお教えして、あったら電話してくれるように頼み、あとは研修所に電話したり、クレジットカードを止めたり、社員証を止めたり(止めないとそのカードを拾ったヒトが会社に自由に出入りできるようになる)。あぁ始末書もんだなぁ、とか思って暗い気持ちでいたら、その1時間後に駅から電話で「見つかりました!」と。

いや〜助かった…。
千葉の奥の奥の方のその駅員さん、落とした状況や場所を聞いて、車庫に入っている列車にわざわざ見に行かせて、きっちり拾得してくれた模様。ありがたいなぁ。というか、仕事を増やして申し訳なかったなぁ。こういうあたり、日本はモラルがまだしっかりしていてやっぱり安心だ。疲れたけどいい一日だったぜよ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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