人生の体力

2008年5月10日(土) 12:53:52

無事ニューヨークから帰って、家族にお土産渡して(セレクトを異様に喜ばれた。良かった…)、25時くらいに寝たのに、今朝は6時すぎに目が覚めた。時差ボケとかもあるはずなのに、しかも目覚ましも鳴らさないのに、なぜ常に現地時間の朝6時に目が覚めるのか。ニューヨークでも朝6時に目が覚めることが多かった。不思議だ。

で、何もなかったかのように普通に生活が始まる。
ちょっと眠いけど、これは普段から眠いので一緒。ほとんど違和感なし。夕方くらいに強烈な時差ぼけが来るのかな…。

体力がありますね、丈夫なんですね、とか、大人になってからよく言われるようになった。
特にこういう旅行をすると、同年代からそういうメールが来る。今回の旅でもいくつもいただいた。同行したモリにも「寝ないでよく持ちますね」とか感心された。いや、寝ないのは体力がないからです(笑) 長時間寝るって体力がいるのです。老人は体力がないから早朝から起き出すわけで。

そういう意味でボクは体力はないし、実際、中学高校時代、ボクより体力あるヤツなんて山ほどいた。いまでもホンネとして「自分は体力がない」と思っているし、そう実感している。

ただ、運動を続けると物理的な体力がついてくるように、好奇心に素直に従っていろいろ動くことを続けていると「人生の体力」みたいなものはついてくるような気がする。

好奇心に従って動くことを常態としていると「人生の体力」が鍛えられ、持久力がついてくるのだ。これは運動と一緒で「習慣的に動くこと」が必要。若いうちは意識しなくても衰えなかったが、中年以降は意識して動かないと衰えていく。今回も無理矢理ニューヨークに行って良かったと思う。

でも「物理的な意味での体力はない」と知っているので、自分のカラダを過信はしていない。先走る好奇心と相談しつつ、バランスをとっている。今回の旅も前半戦はかなりセーブした。もともと体調が悪かったので、食事も量を控えめにしたし行動量も抑えた。結果、あんまり寝なかったけど、なんとか元気に帰って来られた。こういう知恵は20代30代にはなかったもの。あの頃はひたすら無茶をしたし。

この「人生の体力」は、なんとか長くキープしたいな。
あと3年ちょいで50歳。今後かなり意識して動き回らないと自然に衰え行くだろう。いろいろ工夫と努力が必要な年齢なのだな。じわじわがんばろう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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