自分の中が拡張されるような感覚

2007年11月12日(月) 7:27:16

第一回脱稿した原稿、金土日と3日間触れずに過ごした。
入り込みすぎていて良いのか悪いのかわからなくなっているから少し離れるのはイイコトだ。視野狭窄に陥っていたしな。その間、何人かの先輩・後輩に原稿を読んでもらっている。本を出す前に他人に読んでもらうことは滅多にないのだが、本業の本なのでいろんな職種の人に読んでもらって、よりわかりやすくしたいと思う。

一方11月は、少し本を読んでいる人に話すと「えええええ!」と叫ばれるような仕事を受けてしまっていて、その〆切が月末にある。ある文庫本の巻末解説。その文庫の著者が…。嗚呼…。視野狭窄どころか思考停止だ。いつ、どんなタイミングとテンションでロケット噴射して書くか、それにかかっている。量的にはたぶん一日で書けるんだけど、そのキッカケというかロケット噴射タイミングを探すのに三週間は丸々かかる感じ。読み込まないといけないし。つか、あとたった三週間の間に「その日」が来るのかどうか。来なかったらどうしよう…。すでに冷や汗。

でも、負荷がきつい原稿を続けている余録もある。
他の原稿が楽に思えるのだ。以前「きっついなぁ」と感じていた原稿が「こんなのサッとやっちゃおう」と変わってくるのが面白い。自分の中が拡張されるようなこの感覚はいくつになってもなかなか楽しい。そうやって自分拡張するために「えええええ!」と叫ばれるような仕事を受けた部分は確かにある。でもやっぱり後悔。ヤバいったらない。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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