台風の夜

2007年9月 7日(金) 8:41:26

台風関東上陸でオフィシャルに早退オッケーになったというのに、昨晩は会食があった。
行く予定のレストランは赤坂の溜池にある。溜池とはその名の通り、水を溜めた人工の池だった場所である。江戸時代に飲料用の上水ダムとして作り、特許庁前の交差点から赤坂見附までの細長い池だったという。ダムにするくらいだから水が溜まりやすい地形。特に溜池の交差点は、豪雨が降るとクルマがプカプカと浮くくらい水が溜まるという。幸いそのレストランは地下ではないので水没はしないだろうが、よりによってこんな夜に溜池で…。

19時から始めて22時くらいまで。ここ数年のメディアの話から今現在変化しつつある状況など。堅苦しい会食ではなかったが、いろいろ参考になることが多かった。次回は居酒屋でと約束して終了。料理は相変わらず繊細至極。食べると優しい気持ちになれるような味。

外を見るとやはり大雨。でも店の前の道はまだ水没していない。タクシーを呼んでもらったが、電話がまったく繋がらない。地下鉄もいくつか止まっているらしい。進退窮まったな、と思った頃にようやく電話がつながり、なんとかタクシーが来た。ラッキー。乗ってる途中からどんどん豪雨に。家についたらゴミや葉っぱが道に散乱していた。近くの木は倒れかかっている。おぉ、久しぶりにちゃんとした台風だ。

夜中も風雨がすごかった。風で家がゴゴゴと揺れ、雨が壁をドドドと鳴らす。なんとなくベッドで映画「台風クラブ」の一場面を思い出していた。台風の中、校庭で工藤夕貴らが踊る場面。相米慎二も死んじゃったな。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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