抜歯、その後
2007年8月 8日(水) 7:25:39
4月に抜いた奥歯の後日談。
抜歯後、いろんな方からメールをいただいた。歯医者さんからもたくさん。ありがとうございました。で、メールをくださった中でも特にくわしく心配してくださった方(医師ではなく患者さん)がいた。その方は「抜歯してインプラントを勧める治療」がどうにも納得がいかず、いろんな歯医者を放浪した挙げ句、ようやく「抜歯してインプラントにしましょう」と言わない医者に巡り会ったと言う。いろんな方法を説明してくれた上で、保険が効く範囲内で悪戦苦闘して治療してくれ、大変満足している、とのこと。とりあえずインプラントをする前にその医師からセカンドオピニオンをとったらどうか、と提案してくださったのだ。
で、メールでより詳しく質問したらより詳しくお答えくださり、なんかインプラントへの恐怖も広がったので、その方にお会いさせてもらってからご紹介いただいて(ご紹介いただくための面接的意味)、その歯医者さんにセカンドオピニオンをとりに行ったのである。
結果から話すと、とても良かった。大満足。
というか、頭ではわかっていても、こんなに医師で違うものなのか…。ちょっとビックリだ。
意外と若い男性医師だったのだが、それはもう丁寧に「私なら今後の治療をこうします」と説明してくれた。今かかっている医師が提案しなかった治療法。わりと手が込んでいそうだったので「そ、それは期間とお金がかかりますか?」と聞いたら、「いえ? 1ヶ月くらいで出来ますよ。お金もなるべく保険の範囲内で」と。ほう…。ちなみに今かかっている医師の治療方針を伝えると、それを別に否定はせずにメリット・デメリットを語ってくれる。「それにしても抜歯は残念です。歯の根が一本でも残っていれば抜かずに治すのに」と残念がってくれた。
わりと惚れた(笑)
というか、納得したのだな。納得して不安も取り除かれるとどれだけ患者は晴れ晴れするか、初めて経験したかも。霧が晴れた。美しい青空。
で、こちらで治療をすることをお願いしたら「次は麻酔して手術して仮の歯を入れます」とさりげなくおっしゃる。うわ、もう少し検査とかしないんですか?と聞いたら「もう治療方針は決まったので必要ないですよ」とのこと。必要最低限しか通院させない方針なご様子。ますます惚れた。で、昨日は二回目の訪問。いきなり2時間の大手術。
それまでかかっていた医師が抜歯した時、隣の歯も虫歯になっているとのことで一部金歯にしたのだが、今回、それも治療のため壊した。4月に大金払って入れたばっかりの金歯。もったいないなぁと思っていたら「佐藤さん、金歯、いつ入れたんですか? 4月? いやぁ、金歯の下、虫歯が相当深くなってますよ。神経まで行ってます。治療せず被せましたね」とのこと。鏡で見せてくれたが確かにすごい虫歯になっている。治療をちゃんとせずに被せたのか!!!
以前の医師にもそれなりに信頼して身を任せていたのだが、抜歯前後の対応や金歯下の虫歯など疑念がいろいろ湧いてきた。考えたら、レントゲンもやたら多く撮った。通院回数もやたら多く、なにもなくとも週一回ペース。それも、ちょっと診て掃除するだけで2000円とか取られていた。そういえばすごく家賃が高いビルに入っているな…。うーむ、そういうことなのか…? そういうことなのだろうな…。
ま、それはともかく、2時間の手術中も術後もまったく痛みがなく、抜歯後の空間に仮の歯が無事に入った。
前の医師だと「インプラントでなければ、数年矯正をかけたあとでブリッジするか、入れ歯ですね」との診断だったのだが、この医師は「周りの歯を複数利用して矯正せずにブリッジ。それもなるべく他の歯を削らない方法で」という診断。しかも手術中に「ほとんど削らずに出来るかもしれません」といい方向に方針変更。歯があったころと同じくらい強く噛めるし、一度固定すればほぼ一生ものだと言う。なんでこんなに違うんや!
お金も信じられないくらい安かった。
前の医師の「ちょっと診て掃除するだけ」の3回分程度。2時間の手術と職人魂炸裂「3本つなぎ仮歯」を制作した上でこの値段である。まぁ前の医師のやり方もきっと理由があったのだとは思うが、納得せず払っていたのと、納得づくで払うのでは患者の印象も違う。もうね、かかりつけにします。いや、させてください!
生活圏からちょっと遠いところにある歯医者なのだが、ちょうどその地域にくわしくなりたいと思っていたところだったし、これから通おうと思う。で、その覚悟で「今後の通院はどのくらい?」と聞いたら「いや、そんなに来なくて大丈夫です」と素っ気ない返事。あと数回来ればいい模様。いや、治療が終わっても無理矢理定期的に診てもらいますから!
それにしても、ええと、これで歯医者さん5軒目かなぁ。相性を含めてようやく納得して通える病院に巡り会った感じ。医師選択は大事だなぁ。心底思い知った昨日。
