退院しました

2007年7月 7日(土) 19:00:25

ご心配をおかけしましたが、娘の響子が今日退院しました。
お見舞いメールをくださった方、どうもありがとうございました。メールのお返事、一週間以上滞ってますが、今日明日で書きます。

昨晩森崎博之くんと午前1時まで飲んでしまい、疲労困憊していたこともあってわりと酔ってボロボロになりながら帰ってきて朝9時すぎくらいまでガーガー寝ていたら、「今から退院することになったから着替えを持ってきて」と病院に行っている妻から電話で起こされ、這いずるように起きてフラフラと病院へ。つらひ〜、横になりたひ〜、病院に並んだベッドがワタシを呼ぶ〜、とか悶絶しながら会計を済まし、1週間ぶりに外に出て喜ぶ響子とヨチヨチゆっくり帰ってきました。体力失ってジーンズのサイズひとつ分痩せ細った娘の方が先を歩くくらいヨチヨチ。情けなし。

日曜の深夜に緊急入院したので、6日間入院したのかな。もうすぐ建て替えになるボロくて古くて暗くて汚い病院だけど、1週間毎日通うとそれなりに愛着も湧き、娘も退院を喜びながらも少し名残惜しい様子。

15年ほど前に、黒田征太郎さんの「ホスピタル・アート」運動に参加したことがあり、その時、いろんな人と病院について話し合い、「生命を癒す場所である病院はもっとキレイで楽しくあるべき」と実感したものだが、今回はこの「ボロくて古くて暗くて汚い病院」に何故か妙な「生命を癒すチカラ」を感じた。いや、この病院の技術力がスゴイっていう意味ではなくて、なんだろう、これ、なんつうか、新しくて小綺麗だけどどこかよそよそしい病院が増えてきた中、いろんな人の生命に対する想いが長い年月降り積もってきたような、混沌とした妙なチカラを感じる古い病院だったのだ。これはこれで生命は癒されるなぁ。病院ってキレイであればいい、というものでもないのかも。とか。

病名的には、結局、急性胃腸炎という診断でした。今後も少し痛むようであればセカンドオピニオンも取ろうと思っています(サジェスチョンをくださった方々、ありがとうございました)。まだしばらく通院するので、どうなるかわからないけど。

それにしても、親って子供の病気に関して驚くほど心が無防備だ。それを実感させられた一週間。病気のお子さんを持っているすべてのご両親に共感と連帯のハグを。
そういえば今度後輩のお子さんが脳外科系の手術を受けるという。もちろん娘の病気とレベルが違うが、でも、後輩の不安と切なさはリアルに想像できる。マジで膝ついて祈りたくなる気分。

そんなこと思っていたら、カウンターが1995年になってました。娘の生まれた年だ。いろいろ思い出すな。カウンター・ゲットまであと12年ですよ、みなさん!(何やらわからん、という方はこちらを参照してください)

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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