ピッコロ劇団「場所と思い出」観劇
2007年4月21日(土) 21:30:58
歯は痛かったが、知り合いが劇団員になった、ということで、鎮痛剤飲みつつ六本木俳優座劇場に兵庫県立ピッコロ劇団公演「場所と思い出」を観に行った。受付で「おお!久しぶり!」と目を合わす。神戸のあるバーの常連同士。長い年月が経ったあとこんなとこで顔を合わすなんて不思議だよねー、と目で会話しつつ劇場内へ。
若い人には「べつやくれいのお父さん」と言った方が理解が早いかもしれない巨匠・別役実の脚本。
別役実の演劇を観るのは大学生の時以来かな。この演目も70年代初演の不条理演劇。学生時代に小さい小屋で見たような演劇の懐かしい匂い満載。でも不思議と古びていない。普遍的テーマだからなぁ。実際なかなか面白く、逆に新鮮な感じ。「もっとも、ここの連中の思い出から抜け出すわけにはいかないでしょうけどね…」というラストに、なんとなくホテル・カリフォルニアの「You can checkout any time you like, But you can never leave!」という歌詞を思い出したり。
なんだか妙な不条理感にちょっと落ち込み気味だった気分も少しほぐれ、終演後ちょっとだけその知り合いと話をしたあと、Team Nacsの森崎さんが東京に来ていたので、待ち合わせて軽く食事。
歯が痛くて離乳食系しか食べられないので、そういうワガママを聞いてくれそうな店へ向かう。「とにかく柔らかいものを」とお願いして少しずつ出してもらう。それらに合わせてぬる燗をちびりちびりと飲んでいるうちに麻痺してきて少しずつ食べられるようになった。「げんげ」とかも良かったが、琵琶湖の「子持ちもろこ」にちょっと感激。もろこって流通しだしているんだって? もう東京に流通しないもんなんてないんだなぁ。そんなこんなでなんだか調子が出てきたので「あんこう汁のうどん」や「花山椒とそぼろのご飯」までいただいてしまった。うまいうまい。
でも案の定、家に帰ってから激痛に見舞われ浅い眠り。少々とはいえ飲んではいかんかった。あぁ痛い…。
