セブンのジーンズ、最後の一本?

2007年1月27日(土) 7:23:49

昔ラグビーをやっていたこともあってか、ボクの太ももは太い。
いや、太かった(過去形)。いまでは普通よりちょっと逞しいか?って程度なのだが、ぶっとい時期は長かったのである。だからジーンズが似合わず、13歳から35歳くらいまでジーンズ無縁の生活を送ってきた。自分には似合わないと決めつけていたのだ。

で、30代後半、パンパンだった太もももずいぶん細くなり、ようやくジーンズを履き始めたのだが、無縁&無関心だったこともあり、ジーンズなんかどれも同じと思っていた。リーバイスの501とか普通に履いて普段着にしていたのである。

その印象をガラリと変えたのはセブンに出会ってから。ロスのバーニーズの2階で出会ったのだ。
当時まだ日本であまり出回ってないブランドで、特に男で履いているヤツはほとんどいなかった頃である。微妙な発色がキレイな上に、試着してみたら足が長く見えるのなんの! 「美脚をコンセプトにしている」というのは後で聞いた。リーバイスが田舎の農夫だとしたらセブンは都会のゲイ。そのくらいジーンズの印象が変わったのである。

それからはジーンズ三昧。Tシャツにもドレスシャツにもジャケットにもジーンズ。
ちなみに、ボクはジーンズの裾直しをしたことがないのが自慢だったりする(笑) 買ったまま履けるの。つまり、膝がデザイナーの計算通りの位置に来るのでわりと効果的に美脚になる(笑)

セブンばっかし買い足していって、現在5本ほどをローテーションで履いている(痩せる前に買ってもう履けないのを入れると7本)。オッサンのくせにローライズも履いている。特にヘビーローテーションなのは2本あって、そのうち1本がこの前履きすぎて大きく破れた。そのくらい酷使。自分がここまでジーンズ党になるなんて昔は想像もしなかったのだ。

で、もう一本のヘビーローテーションもなんだか破れ1秒前になってきたので、先日探して買ってきた。
銀座のバーニーズではもうセブンは取り扱っておらず、いろいろ探して有楽町駅前にわりと多く置いている店を見つけたのである。おお、いろんなデザインが追加されているなぁとうれしくなりつつ、やっぱりいつもの少しブーツカットになっているシンプルなものを選ぶ。お馴染みのデザインだ。これがボクの足をキレイに見せる(照)。

会計時、親切な店員が言う。
「でも、セブンにずっといたデザイナーが変わっちゃったんですよねぇ。ですのでこのラインももうこの在庫のみになるんですぅ」

へ?
そういえば他のデザインは妙にセブンぽくない。
うわー。わりと死活問題かも。ここまで気に入るブランドを他に見つけるのって大変かもしんない。ああ、古き良きセブンの最後の一本になるわけね。せっかく買ったけどなるべく履かずに長持ちさせよう。つか、困ったな。当面履くジーンズがないじゃん。ううむ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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