火打石

2007年1月 6日(土) 19:08:17

友人に火打石をもらった(写真)。
写真左が「火打石」。水戸黄門が愛用したという「水戸火打」だそうで、火打石の最上と言われる硬く粘りのあるメノウを手作業で割り整形したものだという。で、写真右は「火打金」ですね。この金属の部分に石を当てて火花を出すわけだ。

「切り火」は、火打金を左手に持って固定し、右手で火打石を持って手前から向こうへカチカチと当てこすって火花を出す。清めたい場所や、出かける人の右肩口に後ろから2,3回カチカチと切りかけるのが作法だと説明書に書いてある。
なるほど切り火かぁ、とばかりにカチッ、カチッ、カチッとやってみるが、これがなかなか難しい。何度かやるとごくたまに、目立ちたがりの線香花火みたいな火花がひとつ、接触点から意外と遠くにキリリと現れる。きれいだ。

切り火と聞くと、なんといっても思い出すのは香山美子。たしか大川橋蔵の「銭形平次」だったかな。平次の奥さんであるお静役だった彼女が毎回玄関で「お前さん、行っといで」と声をかけながら小粋に切り火で平次を送ったのをなんだかよく覚えている。あの頃は時代劇をよく見たなぁ。

よし、受験当日、切り火で娘を送り出してやるかな。カチッ、カチッとね。受験の魔物に喰われないように。


話は変わるが、安藤百福氏が亡くなりましたね。
日清食品創業者で、インスタントラーメンの発明者。昨今のラーメンブームも小さい頃からインスタントラーメンを食べてきた人たちあってのものだ。つまり彼のおかげ。マジで、チキンラーメンとカップヌードルを発明した功績は日本史、いや世界史にも残るものだろう。現代日本の偉人のひとりだとボクは思う。どうもありがとうございました。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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