タテル・ヨシノ

2006年6月 2日(金) 6:55:36

誕生日の一日は朝プールから(笑)
というか、飲んだ翌朝にプールする快感を知ってしまい、このところよっぽどの二日酔いでなければ出社前にプールすることが増えてきた。軽〜く中毒かな。でも反動で飽きてしまったらモッタイナイのでいい加減にやろう。

出社して午前中にバタバタと仕事を終えてサッと午後半休。昼は優子のおごりで「レストラン・タテル・ヨシノ」へ。芝パークホテルの本店の方ね。6/1は響子の小学校も創立記念日で休みなので家族3人で行けた。

昼とはいえアラカルトで組み立てて3時間弱ガッツリ食べる。楽しいアミューズ2品から始まり、仔ヤギのカルパッチョ、松木一浩さんの季節野菜のエチュベ・グリーンソース、鳩のトゥールト。松木さんというのは「タイユバン・ロブション」で総給仕長を務めた人。40歳を機に農民になり、レストランを深く知る立場で有機野菜の提供をしているらしい。その人が作る野菜をエチュベしたものを、アラカルト・メニューにはないソースでさわやかに和えてもらったものなのだが、これが実にうまかった。本日の白眉。「コート・ドール」のエチュベの印象をボクの中では越えたかも。
仔ヤギは喜界島産(シェフの出身地)。ヤギ好きのボクとしてはもう少し臭みがあってもいいくらい。でもちゃんとまとまっている。メインの鳩はフォアグラとトリュフを胸肉で挟み、その周りを手羽などのミンチで包んだものをパイ包み焼きしてあり、モダンなバランスを持っていた。あと少し深入りするとクラシカルでしつこいぞというギリギリの線。うまい。

途中、吉野建シェフが客席挨拶に出てきてビックリ。日本にいるんだ…。いつもいるのかどうかは寡聞にして知らないけど、とりあえず彼がいる日にアラカルトをガッツリ食べられたのはうれしい。

デザートは「シュプリーズ」。英語で言えばサプライズ。「きっと驚いていただけます」とのことでオーダーしたが、確かに驚いた。これは印象的なデザート(内容は秘す)。ワインは82年のペルナン・ベルジュレス。この地域、穴場的にわりと好き。でも20年以上の古酒としてはどうかなと思いつつ若林ソムリエの言葉を信じてオーダーしたらアタリ(でもドメーヌは忘れた)。レンガ色に熟成しており、酸味の引っ込み具合がいい感じ。時間が経っても緩まない。

2004年にメートル・ド・セルヴィス杯で優勝した田中氏のサービスも秀逸だったし、若林ソムリエ(総支配人)のサービスも気持ちいいもの。優子はパリの「ステラマリス」にも行ったことあるらしいが(いつの間に!)、パリの店よりもずっと良いと言っていた。実は少し先入観を持っていたのだが、なかなかたいしたものだったなぁ。いい誕生日をどうもありがとう >家族

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事