レストラン評論はしない

2005年11月17日(木) 7:22:13

勉強もあってオライリーの「What Is Web 2.0」を精読している。面白いけど難しい。英語力ねーなー…。まぁ英語力は置いといて、この論文、もちろん仕事的にも興味深いのだが、ナノメディアとしてのボクのサイトがこれからどうあるべきかを考える一助にもなっている。テクノロジーが我が手にないのが致命的ではあるが、ボクが持っているDataがどう共有されるのがヒトの役に立ち、かつ美しいのか楽しいのかをつらつら考えたり。

というか、つらつらと自分の根本を掘り下げていって「ボクは評論をしたいわけでは全くない」ということを再認識した。
ボクは評論がしたいのではなく「いいと思ったものをヒトにオススメしたがるオセッカイ」がしたいのだ。教えたがりのおせっかい。考えてみたら、さぬきうどんも沖縄もそういう態度で書いたものだった。「スゲーいいぞおいしいぞ。やってみ食べてみ」と。いい店やいい旅をヒトに教えて喜ぶ性格なのだ。んでもって「行ったけど良かったよ」というメールでももらえるとそれで満足するのだ。本や音楽や映画もそういう態度で書いている(いた)。

途中で「ジバラン」という評価サイトを主宰したおかげで、なんとなくレストランについては評論めいた書き方になっているし、一部からそう見られている部分もあるし、実際スタンスが何度かぶれた時期もあった。けど、もともとボクは「ヒトにいい店を教えるのが好きなだけ」なのであった。その根本に帰ろうと思う。レストラン評論はしない。ただ、おせっかいに徹する。今後はもうぶれないと思う。

考えたらおせっかいなサイトだよなぁ。あれもいいこれもいいとリコメンドしてるコンテンツばかり。不定期日記もそういう「ちょっと役立つ系」が多いし。ボクはそうやってヒトとコミュニケートしていくのが好きなのだ。これまでも。これからも。きっとずっと。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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