死刑執行人、迷い中
2005年9月28日(水) 8:04:41
哀れ蚊について「殺さないとダメ!」というご意見と「日本人って風流!」ってご意見と二分。思いもよらず反応が多くてちょっとビックリ。ちなみに「別れ蚊」とも呼ぶようですね。
前者について面白かったご意見は「彼女らは自らの種族の卵の原料としてあなたの血を用いるつもりです。映画のエイリアンとさほど変わりません。彼女に吸われたあなたの血の中の赤血球、白血球に意志があるならば、今頃悲鳴を上げています。そして来年の夏、あなたの家族を狙う数多くのエイリアンが作られるのです。家族を守る、勇気有る父親ならば、シガニーウィーバーのように戦うべきです」というもの。迫力ある意見だなぁ。
後者だとアメリカに長く住んでる方から「そういえば日本人って昔から虫や小さいものに対して”あはれ”の気持ちを持つ人たちだから(i.e.枕草子とか虫愛でる姫君とか。)蚊にもそういうふうに”まー、どうせお前もうすぐ死んじゃうんだから今俺が殺さなくてもいいよな。もう少し命楽しめよ。”っていう思いが生まれるんだね。なんてすてきなんだろ。(中略)朝晩涼しくなってくるこの季節小さな生き物たちのことまでも思いやった日本人の優しい心遣いって、ほんとに素敵。そういう優しい心忘れちゃだめだよなー、あたしも日本人なんだから」というご感想。
前者を読んで「それもそうだな死んでもらうか」と思い、後者を読んで「やっぱり"あはれ"だから大目に見たろう」と思い。死刑執行人の心は揺れ動く。蚊本人にすればドキドキハラハラというところだろうか。
