「ドラゴン桜」

2005年6月11日(土) 8:02:19

漫画「ドラゴン桜」を大人買いしようかな、と書いたら「貸してあげまーす」と既刊全巻(7巻)貸してもらった。このごろこのメモに恩恵を受けることが多い。ありがたやありがたや。
で、あっという間に読了。なるほどー。これを高校時代に読んでたら受験勉強もゲーム感覚で出来るだろうなぁ。書いてある勉強方法は(ある程度受験で工夫した人なら)納得&賛同の方法ばかり。つか、社会に出てからも応用できることばかり。社会でそこそこ成功している人も、みんな結局あのころの方法でやっていたりするのである。

そういえば、佐藤雅彦氏がまだCMプランナーに成り立ての頃の逸話がクリエーター仲間で語り継がれている。
制作部門に途中から編入した彼は、遅れを取り戻すためもあって、まずCMの「型」を知るためにカンヌ広告祭過去受賞作をすべて取り寄せて毎日毎日かたっぱしから観てメモを取り、学んだという。そして優れたCMに共通する法則を頭に叩き込んだという。そう、最短距離を考え、戦略を練り、模倣し、型を作る。合格への道と一緒。
それに比べ、我々凡庸なクリエーターたちは「自分の感性」を頼りにCMを作り続けた。量と経験が自分を磨くと信じて。そして数年後、差が開く。でもみんな「佐藤雅彦氏は才能があった」と羨むのみ。

なんだかこう書いてくると、また新人の頃に戻ってやり直したくなってくるが、まぁ今からでも遅くない。仕事もプライベートも様々な勉強も。ボクもまた新鮮な気持ちでがんばってみよっと。そんな気にさせる漫画ではある。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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