「しばらく日本橋店」
2003年11月12日(水) 0:31:57
その店に一歩踏み入れると「臭い!」と言っていいほどのトンコツの香りに包まれる。このごろありがちな洗練されたトンコツスープではない、ある意味野蛮でチカラのある香り。ゼラチンがべたべた唇に残るスープ。ズズズとすすると20数年前の博多の景色が目の前に蘇る。あー、そうだったそうだった、あの時のあの店のトンコツはこんな臭さだった、と、いきなり記憶細胞が手を挙げる。そんな夜。
博多西陣、修猷館高校脇の「しばらく」というラーメン屋。注文するとおばちゃんが「しばらくっ」と渋く言う姿を覚えている。21年前、あそこで食べたあの味に深夜出会った。「しばらく日本橋店」←水天宮近く。いやー。舌の記憶が21年ぶりに蘇る瞬間は鳥肌だね。うめめめ。しあわせだ。
