電柱がなくなるだけで

2003年6月18日(水) 10:12:00

福岡県だったか、ひとつの通りだけ電線を地中埋設して電柱をなくしたそうだ。

そしたら約3年でその通りのほとんどの家が建て替え(or リフォーム)し、自発的に景観を整えたらしい。電柱がなくなると急に自分の家がみすぼらしく見え、また、景観意識も高まったらしいのだ。
その記事は「経済波及効果として甚大な…」と続いていたが(なんでも経済で測るなよな!)、ボクは街の人の誇りとか心性とか美的感覚にすごく影響するいい話だと思う。

電柱と節操のない屋外看板が日本の景観をめちゃくちゃにしている(ついでに夜景は屋内の蛍光灯がめちゃくちゃにしてる)。 電柱がなくなるだけでどれだけ街がスッキリし、空が広くなることか。
地震が多い国土としてすべての電線を埋設するのは無理があるかもしれないが、ポイントポイントで電柱がなくなるだけで民度は果てしなく上がると思うな。きれいなオフィスで働いた方が能率上がるのと一緒。こんな身近なところから日本が変わっていくといいなぁ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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