一方的離脱宣言
2002年5月10日(金) 17:01:03
毎日新聞によると、京都議定書に続き、アメリカがまたもや一方的に調印破棄をしたらしい。
国連の国際刑事裁判所についてである。これは「今世紀に何百万人の子供、女性、男性が想像を絶する残虐な行為の犠牲になった。これらの重大な犯罪を犯したものが処罰を免れている状態に終止符をうつ」目的で設立されたもので、裁判対象は集団殺害、人道に対する罪、戦争犯罪、侵略の4つ。クリントンが署名したこの制度をブッシュはまたしても一方的に離脱宣言を行ったのである。曰く「米国は法の支配を推進する世界のリーダーだが、この裁判所には欠陥がある。米国は署名はしたが当事国になるつもりはない。署名により生まれる法的義務も負わない」と。欠陥があるなら最初から署名するなよ。
アメリカが訴追されるおそれがありありなのがその理由だろうが、世界のリーダーを自負するアメリカがこうも簡単に手のひら返すのでは、もう「約束」など意味がない。いろんな国がマネしだしたら、地球上に信頼関係などなくなるだろう。いい加減にしてくれ。
