一方的離脱宣言

2002年5月10日(金) 17:01:03

毎日新聞によると、京都議定書に続き、アメリカがまたもや一方的に調印破棄をしたらしい。
国連の国際刑事裁判所についてである。これは「今世紀に何百万人の子供、女性、男性が想像を絶する残虐な行為の犠牲になった。これらの重大な犯罪を犯したものが処罰を免れている状態に終止符をうつ」目的で設立されたもので、裁判対象は集団殺害、人道に対する罪、戦争犯罪、侵略の4つ。クリントンが署名したこの制度をブッシュはまたしても一方的に離脱宣言を行ったのである。曰く「米国は法の支配を推進する世界のリーダーだが、この裁判所には欠陥がある。米国は署名はしたが当事国になるつもりはない。署名により生まれる法的義務も負わない」と。欠陥があるなら最初から署名するなよ。

アメリカが訴追されるおそれがありありなのがその理由だろうが、世界のリーダーを自負するアメリカがこうも簡単に手のひら返すのでは、もう「約束」など意味がない。いろんな国がマネしだしたら、地球上に信頼関係などなくなるだろう。いい加減にしてくれ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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