パキスタンルート

2002年3月16日(土) 13:37:49

池澤夏樹氏の受け売りだが、アメリカは70年代に毎日1600万バレルの石油を使っていたらしい。で、これだけ省エネが叫ばれ持続可能なエネルギー資源への転換が求められているのに、現在は毎日2200万バレルも使っているとか。消費量は圧倒的に伸びている。
そのうえ、ブッシュ政権の基盤(後援)は石油産業。石油産業の保護発展はブッシュの潜在的基本政策と言ってもいい。
つまり、アメリカは(ブッシュは)いままで以上に石油を必要とし、石油産業を保護し、石油を買いたがっているということになる。

そう考えてくると、カザフスタンからパキスタンへの原油パイプライン確保のために(テロを良き口実として)アフガンを攻撃するのもうなずけないけどうなずける。カザフスタンでは世界最大の油田が発見され、アメリカはいち早くその利権を抑えたのだが、タンカーを横付けする海へのルートとして最適なパキスタンルートを取るためにはアフガンを通らないといけないのである。
また、石油消費抑制につながる京都議定書を自分勝手に蹴ったのもうなずけないけどうなずけるねぇ。

まー、なんちゅうか、日本は石油に変わる持続可能な(サステイナブルな)エネルギー資源への変換を世界に先駆けて徹底しておき、石油関係のドロドロの争いに巻き込まれない道を独自に行くのがいいと思うな。なんだか知らんが。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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