花形満が主役?

2006年8月 9日(水) 9:22:11

「巨人の星」がリメイクされるそうですね。

なんと主役は花形満で、舞台は現代。タイトルは「新約『巨人の星』花形」。画は村上よしゆき。
ニュースによると「今回、花形を主役にした理由について、少年マガジンでは『今の中高生には、貧しさからはい上がる飛雄馬より、恵まれた環境にある花形のほうがリアリティがある』と話している」とのこと。花形を新庄みたいに描けばウケるのでは? リメイクならあわよくば中高年まで取れるのでは? みたいなノリの企画会議が想像される。

たしかに星家の貧乏長屋は今の中高生にはリアリティがないだろう。
でもそんなこと言ったら大河ドラマだって落語だってビートルズだってリアリティなどない。村上春樹が描く60年代70年代ですらすでにリアリティを失しているだろう。現代のリアリティをつけたからって共感されるとは限らないのだ。大事なのは「普遍」。あの星飛雄馬の根性物語には「普遍」があったから共感され、今でも生き残っているのである。リメイクするならあの「普遍」をもう一度しっかり描いた方が逆に共感を呼ぶと思う。

ハイテンション

2006年8月 8日(火) 21:24:54

今日は夏休みで会社休んで丸一日リニューアル作業。いやマジで12時間くらいマック前。マックと言えばMac Pro発表になりましたね。来年まで待とうかなぁ。つか「one more thing...」がなかったのが残念。iPodの新しいのか、30インチの新しいの出るなら買おうと思っていたのに。財布もろ口開けて待っていたのに。あ、でも2007年のMailのアップデートはうれしいな。毎日酷使するものなのでもっともっと洗練されてほしい。Mailと言えば、お返事をなかなか出せなくてスイマセン。小躍りして読んでます。読んでますけど仕事を含めてすべてがメールで進行するのでたまに「お返事出せない週間」が来てしまいます。ごめんなさい。でもいただくのは本当にうれしいし、感謝して熟読しています。そういえば岩田守弘さんからメールがたったさっき来た。「koreha royal ballet no gakuya no buffet ni aru conputer kara mail wo siteimasu」と。ロンドンからですね。しかもロイヤルの楽屋から(日本語環境にないからローマ字)。いまさらながらメールのシズル感にはびっくりします。リアルタイムだもんねぇ…。シズルって、そういえばアメリカ人にはほとんど通じない英語だって知ってました? sizzle。日本の映像系の人はみんなよく使うんだけど「え、シズルって…え、日本人はそういう時に使うの?」と現地の人はすごく面白がる。ええとだからね、って英単語の説明を英語母国語人にするのがわりと面白くて、お互い笑いながら説明しあったり。そうそう母国語といえば……って、無限に話を続けられそうなハイテンションな夜。細かい作業続けすぎ。疲れすぎ。酒飲んで寝よう。

自分が選んだ人生だし

2006年8月 7日(月) 21:26:58

今日は通勤電車がすいてるかと思ったらまだまだ全然。激混み。みんないつからお盆休みなのかなぁ。

夜はある会社から独立した方のオフィースを独立祝いも兼ねて訪ねた。
シャンパンをあけてくれるというのでシャンパンに合うチーズと、新しいオフィース用にスメルキラーのお土産持って。スメルキラー、ウケた。ま、知らないととっても不思議だもんね。

オフィース(オフィスというよりオフィースという感じなのだ)は緑豊かな場所にあり、当人は謙遜するが、ボクにとっては最高の立地。そのうえとてもセンスあるインテリア。しかも美人ふたりと3人生活。いいなぁ。「うらやましい…」という言葉が出そうになるのをギリギリ押さえる。ボクは「この人生」を選んで生きているわけで、人をうらやむのはお門違い。うらやむくらいならやればいい。というか、彼はきちんと at his own risk でやっているわけで、気楽なサラリーマンとは訳が違う。

ムラカミハルキの中にある世界的共感

2006年8月 6日(日) 23:16:29

村上春樹集中再読は、短編もだいたい網羅して、やっと一段落した。
そういえばある方と飲んだときに「なんでそんなにストイックに全部読もうとするんですか?」と言われ、あれ?なんでだろう? と考えた。たぶん「村上春樹が世界的にとても流行っている」という事実をもう一度確認しなおしたかったからだと思う。

いままで、世界で本当の意味で流行った日本作家はいなかった。
ナツメだってカワバタだってミシマだってオオエだって、専門家やマニアは読んだだろうが、一般には特殊であった。特殊というか狭い意味で「ジャパネスク」と受け取られていたのだと思う。極東のエキゾチックな文化、みたいな。

でもムラカミハルキの流行り方は違う。アメリカやヨーロッパや韓国とかで普通にベストセラーだったりするのだ。ものすごい数の一般人が読み、共感している。彼らはムラカミハルキを「特殊な日本文化」と捉えはしないだろう。つまりムラカミハルキの中に「世界中の人が共感するある普遍」があるということだ。ボクは全小説再読作業を通じて、それが何なのか確認しなおしたかった(ってそんな偉そうなものでもないが)。

根詰めたのか、さぼっていたのか

2006年8月 5日(土) 19:14:20

朝から一日中ひたすら書き書き。もう狼少年すぎるが「おいしい店」のリニューアルを着実に進めている。夏の終わりにはなんとか出すつもりで。ま、少しだけ期待してお待ち下さいませ。

合間のストレス解消はウイイレ10。なんか妙にスポーツ系のゲームがしたくて当初はウイイレ7を引っ張り出してやっていたのだが、データが古いので10にした。あら、難易度が下がってる。うれしいようなつまんないような…。わりと好きなのは、トリニダード・トバゴとかセルビア・モンテネグロとかラトビアとかトーゴとか、ほとんど自分と接点がない国の選手になって闘うこと。なんかさ、不思議な気持ちになるんだよね。

そのまた合間に内田樹の本をまとめ読み。おもしれ〜。おもしれ〜けど頭まとまんね〜。タツルせんせ、煙に巻くのうますぎる。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。