映画「時をかける少女」アニメ版
2009年9月28日(月) 8:59:04
細田守監督のアニメ映画「時をかける少女」をやっと観た。公開時に見逃し、ようやくDVDで観た。というか細田監督の「サマーウォーズ」が良すぎたので早く観たくて仕方がなかった。
感想をひと言で言うと青春映画としてとてもよく出来ていたと思う。高校生活のいろんな描写、若いころの夏のいろんな感情がリアリティをもって描かれていてドキドキした。ラストシーンはさすがに泣けた。とてもいい映画だと思う。往年の原田知世ファン&大林宣彦ファンとしてはあの映画の記憶が上書きされてしまうことに多少複雑な想いもあるけどね。
ただ、青春映画としてはかなりの良作だけど、SF映画としてはわりとツッコミどころ満載かも。「このタイムパラドクス、どうすんだ?」と、途中で何度も立ち止まった。まぁでもこの映画は、青春の「二度と戻ってこない時間の切なさ」をタイムリープをモチーフにして描いているわけで、重心の位置がSFにはないから関係ない。 そういう意味において、この映画は大林宣彦監督不変のテーマを引き継いでいる正統な後継作品と言えるだろう。
二十世紀的やり方がようやく終わり始めている
2009年9月27日(日) 19:21:39
鳩山首相って、あの張り付いたような目と表情がずっと苦手だったのだけど、今回の一連の外交デビューでの核廃絶スピーチとか温暖化防止策「25%減」表明スピーチとか大リーグ始球式のマウンドを見ていて、逆にあの張り付いたような表情が「なにごとにも動じない肝の太さの表れ」と見えてきて、なんだか不思議に頼もしかった。
というか、この人、急激に成長していない? あんなに頼りなかったのに…。まさに地位が人を作っている過程をボクらは目撃しているのかもしれない。
そりゃ人間だから緊張もしただろう。政権交代したニューリーダーを世界中が「どんなもんだ?」と注目している現場である。そこで、あの張り付いたような目と表情を変えず、手も震えず声も震えず、自分の言葉でしっかりスピーチや対談をこなした「太さ」は、人間としてきちんと評価したいと思う。すばらしい。
政権発足してたった5日目から始まった鳩山外交(国連総会・金融サミットG20)。大向こう受けする表明が多すぎた気もするが、後手後手の「対応」に回りがちだった今までの外交に対して、先手の「ビジョン」を示せたことは大きいと思うな。国際舞台において、日本が「どう対応するか」ではなく「どこに進むか」を示せたのは初めてなのではなかろうか。「どこに進むか」が決まると日本人って超優秀だからね。もちろんその進路が間違っていたら大変なので議論はいるが、「どこに進むか」を表明するクセがつけば、今後は大きく変わってくると思う。内容もなかなか良かったと思うけど、今度の鳩山外交の意義はそこなのではないかとボクは思う。
マックが健康になって戻ってきた
2009年9月26日(土) 17:21:45
ここ1ヶ月以上、さんざん修復を試みてきた我が Mac Pro であったが(いろんな方にアドバイスいただきました。ありがとうございます)、さすがにどうにもならなくなり、愛媛に出かける前日に修理に出した。サポートセンターに電話して症状を伝え、話し合い、修理に出すことを決めたのである。見積もりは「一律5万円」(保証期間は終わっているから)。痛いけど仕方がない。Mac Pro が調子が悪いことの方が結局コストがかかる。仕事や原稿の能率が著しく落ちるから。
で、引き取りに来てもらって、そのまま愛媛&広島に旅立った。予定では1週間から10日間かかるとのこと。まぁ今月中に直ったら御の字、と思っていたら、なんと帰宅した昨日、玄関にドーンと Mac Pro のお姿が!!
家族に聞いたら、なんでもボクが旅立った翌日にはもう着いていたらしい。
修理報告書がついていたので読んだら、「ビデオカードの故障により画面表示が乱れフリーズする症状、ブラックアウトで起動しない症状が発生していることを確認しましたので、ビデオカードを交換致しました。ビデオカード交換後、動作速度に問題はありませんでした。ビデオカードの交換により改善されたと考えられます。検査工程にて各部点検し動作正常を確認致しました」とある。おお、直ったのか! やった! しかも、文章の最後に「※今回の修理は無償対応させて頂きます」とある。やった! しかもタダ!
三原駅前のホテルにて
2009年9月25日(金) 9:13:27
三原での昨日の講演は無事終了。
地方で講演させていただくことが増えたが、現地のメディアの方や企業の方の話を聞かせていただくといろんな気づきがある。頭では理解していることでも、実際に地域の現状を目の当たりにするとまた別の面が見えてくる。いや、政治や自治の問題だけでなく。専門分野である広告コミュニケーションにおいても、まだまだ中央からの乱暴な(マスメディアに代表されるような)トップダウン的コミュニケーションしか出来ていないことに気づいたりもする。自分ではかなりボトムアップ的に実行しているつもりでも、知らず知らずにトップダウン的になっていたり。ネットの世界を通して実現しているコミュニケーションと、リアルな世界のそれとの乖離をどう埋めていくか。埋められるのか。その辺が今後の課題か。
ただ、地域の奥に入っていけばいくほど、(ネットに代表されるような)ボトムアップは縁遠くて、東京などでは死語になりつつある「大衆(マス)」が存在し、トップダウン的マス・コミュニケーションの方が確実に届く。その辺の二重構造が難しいな。安直に「都会はクロスメディアで、地方はメディアミックスで」というのは乱暴すぎるし(クロスメディアという単語はキライなのだけど)。
Twitter なんかで年齢も場所も距離も越えたオープンでフラットな世界を体感しているとその辺特にもどかしい。過渡期とはいえ、なんか手が届きそうで届かないこの感じ。
とかブツブツまとまりのないことを思いつつ、昨晩は三原の方に迎え撃たれた。特別参加に広島からおふたり(ひとりはシャオヘイくん)と、福山からおふたり。ありがとうございます。アコウの煮付け、黒鮪の刺身、美味しゅうございました。鳥唐もうまかった。「すだち」というお店にて。地酒は「万事酒盃中」がわりと印象的。二軒目は「BAR CARLTON」。歴史ある古いバー。いい店だなぁ。とても落ち着く。
松山、今治、そして三原
2009年9月24日(木) 17:36:48
松山の夜は2軒。「わらじや」と「炭心」に行った。どちらも Twitter で勧められた店。最近このパターンが急激に増えているなぁ。どこにいても急に訊けるのがいいね。ありがたし。
どちらも名店だったが、特に「わらじや」。二軒目に行くのをやめてずっとここにいようかと思ったよ。釣りサバ、うめーーーー! おこぜ、うめーーーー! 特におこぜはいままでの「おこぜ観」(なんだそりゃ)を覆す味。姿造りでピクピクしてるのを薄く切ってあるのだが、瀬戸内はここまで美味なのか、と唸る感じ。うめぇうめぇ。あと、この店の名物の出し巻き豆腐もよかったなぁ。「隠し剣」や「城川郷」「賀儀屋」などの地酒もうまく、大満足。
二軒目に行った焼き鳥の「炭心」もかなーりうまかった。愛媛じゃなくて滋賀の地鶏である淡海地鶏を使っているので旅人には地元っぽさが足りない店ではあるけれど、文句なくうまい店。これまた満足。
バーに行こうと思ったが、お目当ての「バー露口」が連休のせいか閉まっていたので諦めてホテルに帰った。夕方に入った温泉が効いていてえらく眠かったし。おかげで熟睡。
