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「サウンド・オブ・ミュージック」

サウンド・オブ・ミュージック

The Sound of Music

Robert Wise
Julie Andrews, Christopher Plummer, Richard Haydn, Peggy Wood, Anna Lee, Portia Nelson, Charmian Carr
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1965年製作
174 minutes

監督・・・・ロバ−ト・ワイズ
脚本・・・・アーネスト・レーマン
作詞・・・・オスカー・ハマースタイン?
作曲・・・・リチャード・ロジャース
キャスト・・ジュリー・アンドリュース
クリストファー・プラマー
エリナー・パーカー
リチャード・ヘイドン
ペギー・ウッド
シャーミアン・カー

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ボクはこの映画で3回、涙ぐみます。

何回観ても毎回涙ぐむ。こんなに何回も観てしまったんだからもう大丈夫だろうと毎回思うんだけど、やっぱり涙ぐんでしまう。

まず。
ジュリー・アンドリュースに空撮で寄っていく超有名な出だしももちろん感動的なんですが、ボクが涙ぐむのはその冒頭の「サウンド・オブ・ミュージック」を歌い終わって鐘がなり、急いでマリアが丘を駆け下るところから始まる「オーバーチュア」の音楽。サビでメイン・タイトルが出るじゃないですか。あそこでまず一回、必ず涙ぐみます。

次に。
長女のリーズルが夜中の逢い引きをする場面。「もうすぐ17才」という名曲が流れてボクの大好きな(一時期は世の中で一番好きだった)長女リーズル役シャーミアン・カーと情けない恋人ロルフが踊るんですが、その最後の方で曲のテンポが上がって東屋を回り踊る、あの場面。シンバルが効果的に鳴り響き、曲が盛り上がる。あの場面で必ず涙ぐみます。

で、最後。
マリアの結婚式に流れるマーチ風「マリア」。このアレンジがまた秀逸なんですが、ここでまた涙ぐまされてしまいます。口ずさみつつ涙ぐむ。声が震えたりして。う〜ん。嫁にも見せられない醜態なのであります。

この3回。

もちろん他の場面でも感動しているんですけど、まぁ涙ぐむまではいきません。
「エーデルワイス」を観客と一緒に合唱するところ、つまりクリストファー・プラマーの声が詰まるところで泣いちゃう人が多いらしいですが、あそこは狙いが見えすぎちゃって僕はいまいち乗れないんです。

でもこうしてみると音楽の場面ばっかりですねぇ。もちろんミュージカルだからいい場面には全部歌が入るんだけど、それにしてもロジャース/ハマースタインの音楽の素晴らしさには呆然としてしまいます。
ロジャース/ハーマスタインが作詞作曲で組んだのはこの映画が最後。他のでは「南太平洋」なんて好きだなぁ。


上であげた以外でも

  • 「自信を持って」
    これは中学時代に英語で覚えたくらい好きな歌。いまでも歌える。
  • 「私のお気に入り」
    My Fevorite Things。いまやジャズのスタンダードですね。コルトレーンの演奏が特に素晴らしい。
  • 「ド・レ・ミの歌」
    曲も全く素晴らしいが、なんといっても演出が秀逸。ミュージカルのお手本のようなつなぎ。
  • 「ひとりぼっちの山羊飼い」
    これも名曲ですよねぇ。まったく良く出来ている。
  • 「さよなら、ごきげんよう」
    2回出てきますが、家の階段で歌う方がいいです。グレーテル役のキム・カラスが可愛い。
  • 「何かよいこと」
    初期はこの曲だけ出来が悪いなぁと思っていたけど、いまでは大好き。味がありますよね。
  • 「すべての山に登れ」
    名曲然としているのがちょっとねぇ。いかにもっていう名曲だからちょっと疲れるかな。ペギー・ウッドの歌い方か? でも好きですけどね。


あぁ!駄曲がない!


この映画のすごさは語り尽くせないほどあると思うし、ひとそれぞれ思い入れも違うでしょう。

とにかく、音楽の完璧さとカメラワークの斬新さ、ロケーションの素晴らしさ、ロバート・ワイズ監督のうまさ(これについてはそのうち「ウエスト・サイド物語」を取り上げるときに語ろうと思います)、「実話」という強さ、そして何よりジュリー・アンドリュースの輝くばかりの魅力。

ジュリー・アンドリュースは「メリー・ポピンズ」でデビューしてこれが3作目ですが(間に「卑怯者の勲章」という映画に出ているらしいが観ていない)、そのフレッシュさとこの人以外に考えられないほどの役へのハマリ方、演技力、歌唱力、すべてが過不足なく備わってもうほれぼれしちゃうようなマリアぶりでした。
惚れたよなぁ、ジュリー・アンドリュース。長女役のシャーミアン・カーとジュリーのふたりにもう20年以上惚れっぱなしです。


※1996年の秋にニューヨーク出張した時、ブロードウェイでジュリー・アンドリュース主演のミュージカル「ビクター・ビクトリア」を見ました。ジュリーの生の舞台。同じ空気を吸っているのが信じられない気持ちでしたよ、ホント。その報告についてはこちら
※※アマゾンでシャーミアン・カーがインタビューされてます。現在の顔も!


ちなみにジュリー・アンドリュースは1935年10月1日生まれだそうです。
えーと、この映画の封切りが1965年だから……え! 30歳?! とてもじゃないけど30歳には見えませんね。撮影時は28.9歳だったかもしれませんが、白人のあの年代ってかなり上に見えるじゃないですか。ジュリーは(メイクもあるだろうが)22,3歳にしか見えないですよねぇ。


この映画を初めて見たのは中学1年生のこと。
それ以来いったい何度この映画を見たことでしょう。

ポピュラー過ぎる映画だし、ものすごく正攻法の映画なので、映画マニアとかの前で「サウンド・オブ・ミュージックが好きだ。ベスト10に入る」なんて言うのちょっと恥ずかしいのですが、でも、それでもやっぱり好きだなぁ。

まぁこの映画のことを「嫌い」という人に会ったことないですけどね。
嫌いになる要素があまり見あたらない映画ですものね。まぁミュージカルは全部嫌いという方は別にして。


【1997年9月記】

1997年09月01日(月) 21:36:55・リンク用URL

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