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エルトン・ジョン 「ラブ・ソングス」

Love Songs
Elton John
1971〜75年録音/DJM

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このアルバムは、エルトン・ジョン全盛期であるDJM時代のラブバラードばかり集めて構成されたもので、日本のオリジナル編集によるものだそうです。

CD 屋に行くと気がつきますが、同じ「ラブソングス」というアルバムがもう1枚出ています。
これはアメリカオリジナルでロケット(彼のレーベルの名前)時代のラブバラードを中心に構成されているもの。時期的には日本オリジナルのほうが早く出たのでこちらを「VOL.1」。アメリカオリジナルを「VOL.2」とファンは呼んでいますね。

「VOL.2」もかなり気持ちがいいアルバムですが、ボクは断然「VOL.1」の方が好き。
こっちの方がどこか泥臭くてよりエルトン・ジョンぽいからかな。

さてこの「VOL.1」。
いわゆる企画もので、しかも日本独自の編集というとなんかダサそうですが、さにあらず。しっかりとした選曲センスと曲順ですごく気持ちのいいアルバムに仕上がっています。
こういった企画もの自体を軽蔑する人がいますし、その気持ちもよくわかるのだけど、ボクとしては「気持ちよければいい」わけで、わりと曲の出来不出来がはっきりしているエルトン・ジョンは実は「企画もの向き」のアーティストのひとりな気もします。


ちなみに、ボクは数あるアーティストの中でもトップクラスにエルトン・ジョンが好きなんですね。

その叙情性豊かな詩もさることながらなによりもその「声」が好き。あの声は魔法の声だなと思います。もともとそんなにメロディメイカーとしては突出しているわけではないエルトン・ジョンの魅力の源泉はあの「声」だと個人的には思っています。

そして、ボクが彼を好きな理由がもうひとつあります。
それは、ピアノ。
御存知のように彼はピアノを弾きながら歌います。アップテンポの曲でも歌って踊りながら弾きます。そして彼の曲はすべてピアノを意識して書かれていると思うのです。

世の中にいろんなポップス歌手がいますが、エルトン・ジョンほど「まずピアノありき」みたいな曲作りする人はいないと感じます。
ビリー・ジョエルもピアノマンではありますが、彼の曲作りは「ピアノありき」ではないというか…。ピアノは伴奏に回ってもいいや、と考えているようなところがある気がしますね。

エルトン・ジョンはピアノを主役にしている。
その声すらもピアノに合わせているのではないか、と思えるくらいピアノが主役。
実際「いちピアノ弾きで終わってもいいや」と思っているのではないかと思うくらい。

そう、ボクはピアノという楽器が好きなのです。
そのうえエルトン・ジョンの声も好き。そして彼はピアノ主体の音作りをしているので、どうしてもその魅力的な声とピアノの音がしっとり絡みつくようになります。だから気持ちよい。あぁ気持ち良い!

このアルバムはそんな彼の、初期のラブバラードの名曲ばかり集めたものです。ピアノマンとしての彼の特徴がよく出た曲ばかりですので是非聴いてみてください。ボクはくたびれるとよくこのCDを聴きます。彼の声とピアノの絡みはボクにとってまさに「癒しの音楽」なのです。



【1997年1月記】

1997年01月06日(月) 20:43:31・リンク用URL

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