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「図説・世界の紛争がよくわかる本」

amazon待っていたなぁ、こういう本。帯に「テレビの横にこの一冊」とある。そのとおり! なにしろ世界中でおこっている内戦・紛争のほぼすべてが実にわかりやすく解説してあるのである。
ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦やチェチェン紛争、クロアチアの独立、ルワンダ内戦、カシミール紛争・・・わかる? よくわからんことだらけだよね?(ボクだけ?) 毎日毎日新聞紙面を賑わせているわりにはまるでよくわからんこれらの紛争たち。「どうしていちいち紙面で解説し直してくれないのだ!」といっつも憤っていたのだが、この本があればすべての悩み・知識欲が解決される。文体のノリとしては中学の教科書的(ですます調でサルでもわかる風)でわかりやすく、図や絵も多用してあって実に丁寧親切。すばらしい。こんな本を待っていたのだ!
苦言も言おう。新聞記者としてはかなりの譲歩なのだろうが、これでもまだ漢字が多い。
こういう本を読むのは「消極的知識欲の持ち主」なのだ(積極果敢な人はもっと難しいのに行く)。だから、たとえばルワンダ内戦を読もうとしても、せっかくやる気だったのに漢字の多さにまずめげる。専門用語もまだ多い。もう一歩噛み砕いて欲しい。記者たちは社会事情優等生かもしれないが、社会事情劣等生の気持ちになってもう少しだけわかりやすく書いてくれればより良かった。まぁそれでも「待っていた感」で三ツ星。
2000年03月01日(水) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:時事・政治・国際
@satonao310