「夜、空をとぶ」
ランダル・ジャレル著/モーリス・センダック絵/長田弘訳/みすず書房/1600円

amazon「長田弘が選んだ7冊」の第3回配本の1冊目。
これは子供にはわからないだろうな。大人の散文だ。絵本とか童話と呼ぶにはちょとつらいかもしれない。
ボク自身はとってもこの本を楽しんだ。行間が濃く言葉は深い。白と黒、昼と夜、生と死、そういったものを上手に対比させながらイメージの断片が次々舞い降りてくる。
ゆっくりゆっくり何度も読み返すとこの本の真価が見えてくる。子供が世界の秘密に気付く一瞬を美しく切り取った佳作。ちなみに5歳の娘にはチンプンカンプンだったようである。無理もないか。
2000年12月01日(金) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:絵本