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「バースデイ・ストーリー」

amazonバースデイにまつわる10の海外短編を村上春樹が選び、訳した本。最後に村上春樹の「バースデイ・ガール」という短編も収録されている。
収録された短編は、レイモンド・カーヴァーのものをはじめ、ポール・セロー、イーサン・ケイニンなどの有名どころから、訳者ならではのセレクトによる現代アメリカ作家を含み、なかなか魅力的なラインナップ。訳者ファンならずとも、読んでみたくなるアンソロジーだろう。
と、紹介したうえで乱暴に決めつけてみたい。
この本は冒頭のラッセル・バンクスが書いた「ムーア人」のみでいい。これを読むためだけに買う価値があるとボクは思う。でも他の短編は……どうかなぁ。あんまりピンと来ないなぁという印象。この手のアンソロジーは好きだし、読者層の開拓にもつながるし、企画としてとても良いとは思うが、もうちょっとレベルを揃えて欲しい感じ。もしくはボクが読みとれてないのかな。
2003年09月01日(月) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:小説(海外)
@satonao310