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「だからアメリカは嫌われる」

amazon原題は「The Eagle's Shadow:Why America Fascinates and Infuriates the World」。邦題とはニュアンスが違うが、反語的でどちらも面白い。
帯に「米国人ジャーナリストが、あえて自国の無知・非常識ぶりを明らかにする!」とあるように、著者は世界19カ国を巡った経験からアメリカの勘違いと非常識ぶりを事実に基づいて書いていく。世界の人々がアメリカをどう思っているか。アメリカが世界になにをやっているか。それをアメリカ人は知っているのか…。本書の中盤に出てくる「じつに厄介なことに、アメリカ人の大半は外の世界のことをほどんど知らず、とりわけ、政府がアメリカ人の名を借りて何をしているかという情報が不足しているのである」という一文がこの本の嘆きのほとんどを言い尽くしている。
なるほどな。アメリカ人は無知でマッチョなだけなのだな。一般アメリカ人の本音は「われわれはこんなに世界に貢献し、ちっとも悪いことをしていないのに、なぜ一部の国から嫌われ攻撃されるのか。ぜーんぜん理解できん!」なのだ。それが本書でよくわかった。そして著者は「いやいや、こうこうこうだから、アメリカは嫌われているのだ」と愛国者の立場で客観的に語っている。アメリカ人たちに是非読んで欲しいが、どうなのかな、売れているのだろうか?
2003年03月01日(土) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:時事・政治・国際
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