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「悪意と憂鬱の英国式週末テニス」

amazonなんとなく表紙と題名に惹かれて買ってしまったボクはご多分に漏れず英国好きなんだけど、これは大当たり本でした。
ただ、惹かれたくせに言うのはなんだけど、邦題はどうなんだろう?(原題はThe Tennis Party)
内容を表していないし妙にシニカルにしすぎる。実際の内容はもっともっと奥深いし、「善意と爽快」も随所にある。
昔ロンドンの同じ通りに住んでいていまでは境遇がいろいろに変わってしまった数組の夫婦が久々に週末のテニスパーティに集まって愛憎を繰り広げる…という感じのストーリーなんだけど、何より面白いのは彼らの内面描写。ある意味人間の本質である「イジワルな本音」がこれでもかと出てきて、キレイゴトに満ち溢れた小説が多い中、実にすっとする。おすすめ。
1998年11月01日(日) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:小説(海外)
@satonao310