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「クリント・イーストウッド」

amazon副題は「アメリカ映画史を再生する男」。
親しくさせていただいている芦屋のワイン店「リブ・ゴーシュ」の細谷店長がメールをくれて「私は以前よりイーストウッドを全米No.1(もちろん現役の中で)映画監督と考えていましたが、この本を読んでその思いをより強くしました」と薦めてくれた本。
うーむ。実はイーストウッドをちゃんと追っかけていないヘボ映画ファンなボクなのだが、この本を読んでとにかくイーストウッド作品が観たくなった。つうか、この本を読んでイーストウッドの出演作品・監督作品をすべて見返したくならない人がいるだろうか。実に良くできたイーストウッド評論であると同時に、ハリウッド映画の総括にもなっている名著。
なるほど、読めば読むほどハリウッド映画の「由緒正しき後継者」としてイーストウッドを認めたくなる。逆に、それほどのもんだったっけ?という想いもあるのだが、最近の作品は確かに名演出だし、ドン・シーゲルの流れを汲むB級具合もバランスいい。映画の魅力とはそのB級度合いだと(いい意味で、ね)、肌でわかっている数少ない人なのだろう。
2001年09月01日(土) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310