トップ > おもしろ本 > 著者別一覧 > き > キャサリン・ヘプバーン >
「Me キャサリン・ヘプバーン自伝」

amazon名実共にハリウッドの女王、大女優キャサリン・ヘップバーンが書いたある女の一生。
努力家なのだな、上巻から下巻に移るあたりからきっちり自伝のコツを掴みだして、非常に文章がうまくなってくる。下巻なんか自伝の文章としては出色なる出来だと思う。
ただ、自分の人生を辿る、という意味よりはよりエッセイに近くなってきていて、この大女優の人生を正確に辿りたい人には不満が残るかもしれない。記録という意味ではね。まぁそれは彼女の死後にでも伝記作家が書くだろうからそれまで待ちましょう。
これだけの大女優なのに、日本ではいまいち人気がなかったんだよなぁ。公開作もすぐに消え、ビデオもそんなに手に入らない。でも、若干の演出やウソはあるにしても、いい人生を送ったよ、キャサリン・ヘプバーン。あの頃の映画のエピソードはもちろん山ほど出てくるので、映画好きな人は読んで損しないと思う。久しぶりに「旅情」とか「アフリカの女王」とか観たくなった。
1999年03月01日(月) 12:00:00・リンク用URL
@satonao310