「ひとり」をちゃんと始めます

2015年12月27日(日) 19:04:24

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弊社ツナグに4年弱勤めてくれ、雨の日も風の日も一緒だった伊藤美希子が転職することになりました(1/1付)。

昨晩はその転職祝いの会を、元社員の宇野実樹を含めて、3人の共通の思い出の店『鮨いまむら』にて。

ボク自身の志向が『不特定多数へのコミュニケーションから特定少数のコミュニティへ』と移って行っている中で、彼女とは(彼女のこれからも含め)ずっと一緒に話し合ってきました。そのうえでの超円満転職です。

こんなおっさんにずっとついてきてくれて、本当に感謝しかありません。
さまざまな想いをこめて、心からありがとうと伝えたいです。あなたの人生に役に立てることがあったらこれからも何でもするので、いつでも相談してください。

まぁ宇野も含めて3人ともとても仲いいし、今後もコミュニティ「4th」(family、friends、workmatesに次ぐ4番目のコミュニティ)に頻繁に来てくれると思うのでお別れではないのだけど、家族のように毎日一緒だったからやっぱりなかなか寂しいね。

これで、ツナグは実質ひとりです

50歳を機に、組織人から「ひとり」に戻る。
5年前の独立時の、そんな初心をもう一度噛みしめています。

大企業から離れ、数人の組織での貴重な経験を経て、5年かかってようやく「ひとり」になれたのかなと思います。

ただ一度の貴重な人生の時間をちゃんと生きるために、組織に依存しがちな自分を叱咤激励して独立したわけですが、組織経営って(それが小さな小さな組織だとしても)経営が目的になってしまう部分があり、本当に楽しい4年だったけど、ちょっと違和感は感じていました。

今回、「ひとり」をちゃんと始めることで、初心にかえります。

来年から、自分の人生の時間にだけ責任を持てばいい自由な身分に戻ることで、また違う自在な動きが可能になると思います。

社員をもっていた時には受けにくかった予算の少ない小さなご相談、ちょっとだけ佐藤の意見を聞いてみたいというような軽いご相談なども、(ひとりで出来る量には限りはありますが)丁寧に対応できるようになると思います。小さい仕事でも地方の仕事でも、ご遠慮なくご相談ください。

そして、15年以上ずっと毎日更新していたのになぜか東日本大震災を境にどんどん書けなくなっていたこのサイトも、そろそろ再開しようと思います。サイトだけでなく、他にもリスタートさせようと思っていることがいろいろあります。丁寧に、誠実に、それらと向き合ってみたいと思っています。

人生の時機、そしてある種の必然もあって、自分の中で様々に分かれていた支流が、もう一度一カ所に集まろうとしているのをぼんやり実感しています。

そんな風にいま感じられるのも、伊藤、そして宇野との貴重な組織経験があってこそのこと。

もう一度、ありがとう。
ツナグという小さな小さな組織が、あなたの大切な場所であったといつまでも記憶されることを祈りつつ、そう後で語り合えるよう、ボクもがんばって成長していこうと思います。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。

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