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Yahoo!ニュース個人で書いてます & 「オヤカタ・ジャパンで世界に勝て!」

2012年11月29日(木) 7:52:00

さなメモで告知するのを忘れてたけど、9月末から始まった「Yahoo!ニュース個人」で記事を書いてます。

「Yahoo!ニュース個人」のボクの個人専用ページはこちら。他にどんな人が書いているかはオーサー一覧参照。

とはいえ、あんまり更新していないw
月に数回の更新をお願いされているんだけど、まだどんな記事を「ニュース」に流すのがいいのか考えがまとまってない感じ。ブログに書いているような普通の記事でいいとは言われてはいるものの、多少はニュース価値がいるよねえ。

「ノマドって『企画の超重要な部分』が抜け落ちる」とか、以下にペーストした「オヤカタ・ジャパン」なんかは、Yahoo!ニュース個人のトップになったりしたんだけど、まだまだ試行錯誤中。どうすっかなー。

とりあえずこのブログで書いたものを同時更新することも多いと思うけど、あちらにしか書かない記事もあるとは思います。なるべくこちらでも紹介しますが、よろしくお願いします。

ということで、今日は、ちょっと前にあちらだけに書いた記事を以下に。

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オヤカタ・ジャパンで世界に勝て!


この手のニュースでは久々に明るい話題を読んだ。

厚さが驚異の0.96mm! 日本発の超薄型ディスプレイに世界が大興奮!! 海外の声「クソ最高だぜ、日本!」

0.96mmという超薄型ディスプレイも、省電力ホワイトマジックも、内蔵タッチパネルもすごいが、個人的にとても新鮮だったのは、ソニー、東芝、日立製作所の合併会社「ジャパンディスプレイ」。

いわばドリームチームである。
ジャパンディスプレイの大塚CEOのインタビュー(AV WATCH 2012年4月2日)によると、ソニーが低消費電力、東芝はLTPS、日立はIPSで、業界を凌駕する技術をもっているという。それら得意分野を持ち寄って出来たのがジャパンディスプレイだ。

分野ごとにこんな風にドリームチームを組むのってなんだかとてもイイことだと思うし、実際に結果を出した。これは日本全体に漂う閉塞感をブレークスルーするきっかけにもなりそうな気がする。

従来なら、たとえば「合併する」と言っても動きが遅いのがいつもの日本。
ここでもジャパンディスプレイは違う。今流行の「爆速」だ。

正式契約からたった4カ月半で新しい会社としてスタートしている。それがなんと今年の4月。それからたった半年でこのような結果を出しているのである。

しかも組織形態も日本ぽくない。フラットだ。
「日本発のグローバルリーディングカンパニーになるために、フラットな組織、スピーディな意思決定でやっていかなければならない」(大塚CEO)とし、CEO以下に副社長や専務などをおかず、9名の執行役員による組織を構築しているという。

その成り立ちも日本ぽくない。ボトムアップだ。
一社のエンジニアが産業革新機構(INCJ)に相談に行ったのが今回の合併のきっかけだという。「親(会社)からの成長資金が期待できない。このままでは中小型の技術、日本のいい技術が、ビジネスで負けていく」というエンジニアからの切実な相談から始まった。偉いさん発想ではなく、完全な現場発想。ボトムアップである。

すばらしいなぁ。
やればできるじゃん、というのが一般生活者であるボクの率直な感想。様々な制約や(とても日本的な)慣習でそんなこと不可能かと思っていたよ。

たとえば、アップルやサムスンに大きく遅れをとっているスマートフォンにしても、全メーカーによるドリームチームで共同開発したら、逆に新発想が出てブレークスルーが起こるんじゃないかな。だいたい日本の携帯メーカー、いままで多すぎたし。

一社内で事業廃止や開発見直し、体質改善をするより、各社がそれぞれの得意分野と企業文化を持ち寄ってチームを作るほうが、その開発も無駄にならないし、思わぬシナジーも起こるかもしれないし、他国に技術者が流出することも起こらずに済むかもしれない。

日本の中に隠れた世界一は山ほどある。
日本のものづくりマイスターたちが大同団結して世界と闘ったらきっと大勝ちできる。

サムライ・ジャパンならぬ、オヤカタ・ジャパン。

いい先例ができた。他の分野でもきっと可能なはず。
家電でもクルマでも、狭い日本で競い合うのも結構だが、発想を変えて、オール・ジャパンで総力を挙げて世界と闘うのは素晴らしいと思うし、少なくとも日本人として「気持ちがアガル」。めちゃくちゃ応援したくなるではないか。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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