激しい地殻変動が起こっているときに、地に足をつけてはならない
2012年2月16日(木) 10:37:42
最近とみに世の中の変化が激しいせいなのか、もしくはあまりに先行きが不透明なせいなのか、ボクなんかにも「未来予測」について意見を求められることが増えた。まぁ特にコミュニケーション分野についてなのだけど。
コミュニケーション業界の10年後はどんなでしょう?
ソーシャルメディアはどこまで伸びるでしょう?
今後どんな新しいデバイスが出て来ると思いますか?
メディアの勢力図はどうなっていくでしょう?
広告の未来ってどんな感じなのでしょう?
すまん。
正直言って、あんまり興味がない。
というか、多少の考えはあるし表明もしているが、基本的に「あえて考えないようにしている」。
なぜなら、未来予測は「未来は予測できる」と思い込んでいる人のものだからだ。予測して目標を定められるほど生やさしい時代ではないと思う。未来はこうなる!と信じ込んだ時点で、激変へのフレキシブルな反射神経を失う。だからあえて考えないで、時代の流れがどうなっても対応できるように、自然体で乗っかっていくことの方が大切だと思う。
最近思うことはただひとつ。
「激しい地殻変動が起こっているときに、地に足をつけてはならない」
じっくり地に足をつけて足場を整えてると、激動に揺さぶられて視線が定まらなくなる。
それよりも、地面から足を離して、ふんわりプカプカ漂って変化に対応し続け、ちょっと俯瞰気味に眺めつづけた方がいいとボクは思う。そのくらい今は地殻変動が激しい時代だ。
少なくともボクはそんな感じで変化し続けたい。自分を持たない、という意味ではない。「変わらないために変わり続ける」ということだ。
思考が硬直化しないように気をつけないといけない年代だしね。五十代。放っておくとすぐ硬直化する。つか、ほんと、自分が五十代になるなんて思ってもみなかったよ。
