なんだかうまくしゃべれない

2011年3月30日(水) 15:10:47

昨日のブログに、たくさんのメール、ツイッターなど、ありがとうございました。
ひとつひとつお返ししたいと思いつつ、大震災関連でおろそかになっていた「退職準備」(←26年分の資料・荷物の整理とか手続きとかその他もろもろ)があまりに大変で、他のことがなにもできない状態(というか明日までに全部やらないと!)。すいません。でも本当にうれしかったです。等身大かつ地道に歩いて行こうと思います。

それにしても。
なんというか、ここ数日気がついたのだけど、なんだかうまくしゃべれなくなっている自分がいます。

昨日はあるクライアントで、講演みたいのをしたのだけど、しかももう何十回と話した内容なのでそこそこ話せるつもりだったのだけど(「SIPS」について)、これがまた全然うまく話せなかった。訥々とつっかえつっかえ、考え考え、少しずつ話す感じ。

口も回らない。
頭もなんかリアルに考えられない。
311以来2週間以上、ずぅっと被災地のことを考えているうちに、なんか心がちょっとやられてしまった気さえする。

ちょっとキレイゴトに聞こえるかもしれないけど、一日の大半を「助けあいジャパン」の活動をして、内閣府で現地の状況を聞いて、自分でも被災地に行って、テレビや新聞やネットで様々な悲しい記事を読んで、としているうちに、どうも心がそこに寄り添ってしまった感じ。特にビジネスのことが考えられなくなっています。

なんでもない会話ですらちょっと不得意になっている。
昨日、サトナオ・オープン・ラボのメンバーたちが送別会みたいなものを急遽開いてくれたのだけど(@渋谷「ゆうじ」)、みんなが大笑いして楽しんでいるのに、なんとなくそこに入り込めない自分がいた。冗談も上手に言えない。あぁこういう感覚どこかで経験したなぁ。たしかに阪神大震災のときもこんな感じだったかも。そんな既視感。

自分にも心のケアが必要かも。
そう思って、まず今日は服を派手にしてみたり(ずっとなぜか黒っぽいのばかり着ていた)。
ちょうど春っぽくなってきたし、一度ゆっくり公園でも歩こう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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