若い頃のおバカな自分

2011年2月15日(火) 7:41:16

東京地方、昨日は夜遅めから大雪になった。

娘が塾に行っていたので、夜22時前に途中まで迎えに出た。
久しぶりの雪道である。滑らないようにそろりそろりと歩く。普段意識しない足の裏の滑り感に細心の注意を払う。スッテンと転んで足でもくじいたらイヤだなぁ…。

雪に滑らないように最新の注意を払う、なんていう作業をすることはめったにないから、めったにない記憶がポコンと蘇ったりする。スッテンと転んだ記憶である。

あれは赤倉だったかな。いや、志賀高原か。
大学時代、友人たちと一緒にスキーに行って、最終日の午前中までフルに滑り、帰りのバスに乗るまで1時間くらい余ったことがあった。

そこで調子に乗ってビールをバカバカ飲んだ。
500mlを10本くらい重ねた。どうせ帰りのバスで寝るだけだ! 飲め飲め! と調子に乗った。後輩たちにも強制的に飲ませた。まぁ1984年くらいのことである。まだ「たくさん飲めるのがエライ」「飲めないヤツはダメ」という時代のお話である。許せ。

で、さんざん飲んだあげく、ふらふらに酔っ払ったボクは、バスまでの道で雪に滑り、大コケした。スキーの重い荷物を持っていたこともあって、変なくじき方をして足首が見る見る腫れ上がった。偉そうに後輩たちにも飲ませた挙げ句、自分がコケて怪我してみんなの大迷惑になったのである。しかも引っ込みがつかなくて威張って後輩に運ばせたりした。なんてイヤなヤツw

雪道でそんなことを思い出していた。
バカだったな。バカだ。バカすぎ。もっとおバカで消し去りたい黒歴史は山ほどあるが、これはこれでバカ。実に赤面な若い頃の自分である。


いま、ソーシャルメディアという地平が目の前に広がっている若い人たちをちょっとうらやましく思うことがよくある。

でも、もしボクがいま若者で、「若い頃のおバカな自分がツイッターとかフェイスブックとかに訳わからない未熟なことをお手軽に書き込んでいたとしたら…」とか思うと、うーん、恥ずかしい。しかもその記録は永遠に残る。イテテテテ。あぁいても立ってもいられない(笑)

そういう意味で言うと、ボクみたいなヤツは、ある程度年齢が行って大人な行動を取るようになってからソーシャルメディアに出会って良かったのかもしれないな。まぁ34歳から16年近くサイトを更新しつづけているから似たようなもんだけど、それでも10代20代でないだけマシ。あのころの自分の言動が残っていたらと考えるだけ怖い。

まぁでもそういうことを差し引いたとしても、ソーシャルメディアには10代20代で出会った方が絶対楽しいとは思うけど。 最近の若い人は驚くほど節度がある人が多いから大丈夫っぽいけど。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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