「SIPS」へのたくさんのご賛同ありがとう

2010年9月22日(水) 12:44:58

昨日の「AIDMA → AISAS の次は『SIPS』かな」には、たくさんのアクセスとRT、メール、ツイートなどをどうもありがとう。

AIDMAの説明もAISASの説明も省略する、という、さなメモにしては不親切かつ「広告業界限定」のエントリー(投稿)だったので興味ない方には失礼だったけど、たくさんの方、そしてそれなりの権威の方にも賛同をいただき、まぁやっぱりこっち(大きくはSIPSの方向)なんだろうな、と意を強くしてます。

ただ、「AISAS」全盛の時代でも、コンビニで3秒で購入を決めるような商品は(検索もシェアもしないから)「AIDMA」だったように、よしんば「SIPS」の時代が来ても、「AIDMA」も「AISAS」も消費行動パターンとしては生き残るとは思う。

だからAttentionが消失、と昨日書いたのは言いすぎだったかも。消失はしない。Searchだってなくなりはしない。Attention(注意喚起)だけで購入する商品もあるとは思うし、Searchされて購入に至る商品ももちろんあると思う。でも、コンビニの棚や検索結果にも、企業の普段のふるまいに起因する「Sympathy:共感」が色濃く影響を与えるのがソーシャルメディアの時代かなと。そういう意味では「SAIDMA」「SAISAS」というパターンでふたつとも生き残るのかもしれない。

そういう風に細かく考えていくと、たとえば Search したあとに Sympathy が生まれる場合もあるよね、とか、Action(購買)したあとに Sympathy を感じる場合もあるよね、とか、様々な見解が生まれるわけ。AIDMA、AISAS の時代もそうやっていろんな「細かく分析された消費行動パターン」がいろいろ出てきた。でもさ、そういうのってシンプルじゃない。一度ちゃんとシンプルに基本パターンを定義しちゃいたい。そういう思いで「SIPS」を投げかけてみた。

投げかけなので、まだまだご意見プリーズ。
意外とご意見少なかったけど、実は「P」の概念がポイントかなぁ。あと「I」の扱いも。

ちなみに、「昨日の文章の中の『共感がいきなり主役に躍り出てきつつあることも必然の流れだったりする』のところをもうちょっと説明してくれ」というリクエストがあったので、それはまた書こうと思う。出来れば連休中に。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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