ひまわり弁護士とご飯した

2010年3月27日(土) 17:20:24

ひまわり弁護士 (講談社文庫)昨晩は弁護士の松本三加さんとご飯した。

この方、年齢がひと回りほど下の若い方だけど、弁護士界では有名な女性。「ひまわり弁護士」(村田信之著)のモデルと言ったらピンと来る方もいらっしゃるかもしれない。弁護士過疎解決のために日弁連が行った「ひまわり事業」の第一号として北海道紋別市に赴任し、シンボル的な存在となった方である(その辺のことをさらっと知るためにはこちらのPDFが最適)。

数年前、ひょんなことでさなメモに反応するメールをいただいたのが知り合うキッカケである。
アメリカ留学中にボクのサイトを知ってくれ、よく読んでくれていたみたいで、その後もちょこちょこメールをいただいた。でもその時はボクはまだ「ひまわり弁護士」を読んでいなかったのでどんな方なのかはよくわからないままだった。

その後、この本の著者である村田信之さんと知り合う機会があったこともあって「著者もモデルも知っているのだから読まねば」と本を読み、あぁこういう方なのかぁと理解して、その後ツイッターでもちょこちょこやりとりをするようになり、と、知り合い度数が上がって行ったわけですね。とはいえ彼女は弁護士過疎の地で働いている上に(いまは福島県相馬市)、二人の子持ち。めったに東京には出てこない。今回はたまたま日弁連のシンポジウムがあり、パネラーとして登壇するために上京する、というので、お互いの予定を繰り合わせて会えることとなった。

久々の東京(彼女は東京出身である)ということで「何食べたいですか?」と聞いたら「珍しいジャンルの料理がいいです。東京じゃないとお店開けないでしょみたいな。変なリクエストですみません」とのこと。うーむ、と考え、武蔵小山のチュニジア料理店「イリッサ」にした。若きチュニジア美人のメリティーさんがたった一人でやっている店。超アウェイでやっている感じがなんとなく松本さんとかぶる気がして(笑)

松本三加さんとは初対面なわけだが、あちらはボクのサイトを細かく読んでくれてるし、ボクは本を読んで彼女の人生を知っているし、お互いバックグラウンドが明らかになっていることもあって、すぐにわーわーと盛り上がった。
弁護士過疎の話とか(くわしくは彼女が書いたこちらを。「弁護士過疎の状況と課題」)、いままでの人生のこととか、なんだか一杯話したなぁ。彼女がお酒を一滴も受け付けないので、ふたりともチュニジア・ティーを飲みながら気がつけば2時間半。まったく自分が歩むはずがない人生を歩んでいる人と話すのはやっぱり面白い。自分の人生が広がったような気分。自分のカケラが弁護士過疎の地で一緒に動き回っている気分。

若くして人生を賭けるに足る課題を見つけ、アメリカ留学してそれを深掘りし、今も実践し広めている彼女。はてさて我が身を振り返るとどうなのか。自分は何を課題に生きていくのか。彼女よりひと回りも上なのに未だそんなこと言っている自分。いろいろ考えてしまう週末だ。いや、そんなことより校了の〆切が来てるので書かないといけないんだけど。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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