戦友と

2009年1月29日(木) 8:56:42

昨晩は2歳下の同僚と広告の未来のカタチについて深く語った。カタチというか、新しいビジネスモデルとそれを実現するための体制みたいなこと。お互いに考えが近く、ほぼ同じ地点に着地。そう、やっぱりソコだよな。でもソコに着地する人って実は少数派なんだよな。

彼とはチェコ、ニューヨークと修羅場行脚をした。もう5年前になる。
ある企業のショートフィルムを撮るロケをチェコでし、ニューヨークで編集した。ニューヨークには3ヶ月近く滞在した。監督はハリウッドの若手で、主演は小雪さん。シノプシスはボクが書いた。
もう本当に修羅場な毎日で、数え切れないトラブルが次々起こった。でも、ハリウッドの映画監督と丁々発止やりあったのはその後の大きな自信になっている。日本と世界にレベルの差はない。それがわかっただけでも収穫だった。

その「地獄」のような仕事をしたときの戦友なので気が合うのはもちろんだが、お互いの才能的に補完しあえるのが彼とのコンビの魅力。ボクにないものを彼が持ち、彼にないものをボクが持つ。そして広告の未来にも同じようなビジョンを持つ。
しばらく一緒に仕事していないけど、そろそろまた組んで、今度は「新しい体制」を作ることを目指そうか。

お互いに「これこれこういう改革をして、次世代に渡す」みたいな発言が出る。
そう、もう「渡す」時期なのだ。変化に対応し、改善し、貢献し、ちゃんとした体制に昇華して、後輩達に「渡す」。変化のただ中にいるボクたち世代の役割だ。それをお互いに再認識してお開き。ちょっと飲み過ぎたかも。神保町「嘉門」にて。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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