聴衆によってまったく反応が違う

2008年10月28日(火) 8:16:07

昨日の午前中は某クライアントにて講演。150人くらい集まってくださり、なんとか2時間話しきった。

ここ半年、40以上の講演をこなしてきたが「講演は聴衆次第」ということがようやく実感できてきた。
というか、最近やっと余裕ができてきて、一方的ではなくインタラクティブに話ができるようになってきたのだろう。聴衆に合わせて微調整することができるようになった。余裕がないころは聴衆の反応に関係なく一本道をひたすら走るような講演内容だった。いまはいろいろ寄り道しつつ「どのゴールを目指そうかな」と考えながら話をしている。

それにしても聴衆って本当にそれぞれ違う。
同じ話をしても、同じ動画を見せても、聴衆によってまったく反応が違う。思いも寄らない場所で笑いが出たり、いつもウケる場所でウケなかったり。 もちろんボクの話し方も日によってムラがあるわけで、その影響も大きいだろうけど、土地柄・社風・年齢層・男女比・時間帯などによって意外なほど大きく反応が違うのを肌で感じる。

昨日はびっくりするようなところで笑いや反応が出て面白かった。へー、ここでドワッとくるか、みたいな。全体にとても明るい。実に風通しのいい社風であることがよくわかる。なるほどこういう社風の会社なんだなぁと講演をしてみて初めてわかった感じ。

話し終わって質疑応答の時間になり、最初にされた質問は「講演に関係ないんですけど、ブログ読んでます。さとなおさんの生きる目標ってなんですか?」だった(笑)。会場が揺れる。明るい会社だなぁ。その空気に乗らせてもらって「というか、答えたくない」と失礼にも言い切るワタクシ。また会場が揺れる。笑いで講演が終わった。よかったよかった。

お役に立てたかどうかはわからないが、講演のやり方といい(アドリブ式にした)、自分のリラックスの仕方といい、やっぱり新聞大会での経験がとても役にたっている。あれに比べればたいていのプレッシャーは克服できる。厳しい山を乗り越えるってやっぱり大事だな、と実感。ありがたい経験をさせてもらったなぁ。大失敗していたら人生の汚点として記憶されただろうから、結果論ではあるけれど。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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