昨日もよく働いた

2008年9月25日(木) 7:37:25

昨日もよく働いた。
早朝はオッジの原稿書き。〆切日。推敲してメール送信ボタンをポチと押したらもう出社時間。いっそいで出かけてまずは打ち合わせ。その後、土曜の大きなプレゼンのための企画書を集中して書く。一昨日に状況がかわり、半分以上書き直しになったのだ。勢いのみで2時間で書き上げる。意外と出来たかも。でも客観的になれるまで半日ほど別のことをしてその後チェックすることにする。

昼ご飯は平河町に出かけて編集者の方々と打ち合わせご飯。ボクの連載の担当編集引き継ぎや誌面デザインの打ち合わせ。担当編集者がおめでたで産休に入るのだ。いま周りでおめでたラッシュとか。バタバタだったがやはりちゃんと会うのはよい。メールだけというのはバランスが悪い。顔見て話さないと。

天ぷらでお腹一杯になり、午後からは睡魔と闘いつつ打ち合わせをいくつか。事務・雑務作業を後回しにしているうちに溜まってしまい、提出書類や申請書類の山がちょっとヤバイ量。フロスト警部状態。でも仕事が追ってくるんだもん無理だよ、と自分を正当化して見て見ぬふり。この先送りがどんな事態を引き起こすのか一瞬想像するが、やっぱり見て見ぬふり。

夜、グーグルで講演だったので、夕方遅めから講演内容のチェック。今週は講演が3つ。「9月以降なら」と夏ごろ先送りしたツケである。
1時間10分という時間に入るように2時間用の講演を削り、聴衆の方々(グーグル社員ではなくクライアント系)に合わせるために内容を少し入れ替えたりしているうちにもう出ないと間に合わない時間に。

19時から渋谷のグーグルにて講演。約100人。
ボクの話なんかよりグーグルのオフィスを見に来た方々が多いんだろうなと思いつつ、内容が盛り沢山なので早口で走り抜ける。いままではテレビCMや新聞広告が「エースで4番」で、彼らが打てば試合に勝てたんだけど、消費者が変化したこの時代、打線のつながりで点を取らないと勝てなくなったんです、なぜならこうこうこういう流れだからです、じゃあどうすればいいかというと例えばこういう事例、ボクの発想法はたとえばこういう風。みたいな講演。

テレビCMや新聞広告が「エースで4番」というワンマンチームではもう勝てない。とはいえ、彼らのチカラが落ちたわけではない。3番4番であることはかわりはない。ただ彼らのホームランだけに頼っていてはもうダメなのだ。1番が塁に出て機動力を発揮して、2番がつなぎ、と、全員野球で勝っていく時代だ。例えばこんな打線。

1番 検索(SEM)
2番 CGM
3番 新聞広告
4番 テレビCM
5番 ネット広告
6番 雑誌広告
7番 交通広告(OOH)
8番 ラジオCM
9番 モバイル広告

他に優れた代打要因もたくさんいる。メディア・クリエーションやフリーペーパー、アドバゲームなど魅力的な代打が揃っている。それらを使ってどの打順からも点が取れるチームにしなければいけない。
ちなみに上の打順はメディアのチカラの順ではない。この順番で消費者を誘因するということでもない。検索の機動力、クチコミのつなぎ、マスメディアでどかん、街メディアで駄目押し、消費者の行動動線に沿って下位打線できれいにつないで点を取る、という無理矢理な例示をしてみただけ。ラジオやモバイルが1番打者に座るチームもあるだろう。それも消費者本位で決めていく。

昨晩はこんな比喩から講演を始めてみた。ラブレターといい打順といい、比喩が多いヤツだ。

講演終わって名刺交換して21時すぎ。編集室に直行し編集作業。
夜23時ころ夕食のお弁当。うな重。腹に染みいる。午前中に書き上げた企画書を後輩に見てもらい、客観的にもう一度精査する。一部が妙にくわしすぎることの是非を話し合いつつ、8割方これでいいかもと納得する。

企画案の精査をしつつ編集チェックをして、27時くらいに帰途につく。翌日(今日)は企画書仕上げの日で、目一杯アタマを使わないといけないので少しでも睡眠時間を稼ぎたく、ボクだけ先に帰らさせてもらった。みんなはあと数時間。役割分担ということでよろしく。

で、さっき起床。今日明日がヤマ。乗り越えられますように。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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