カナカナカナ

2008年7月21日(月) 10:21:20

義理の父母の家は六甲山脈の東端、山の上の方にあるせいか、朝に夕に今年まだ東京ではほとんど聞いていない蝉の声を聞くことが出来る。特に大好きなヒグラシがせつなげに鳴くカナカナの声がうれしい。

昔から何故かヒグラシの声を聞くと「来し方行く末」を考えさせられてしまう。
みんなどうしているのカナ、ボクは何してきたのカナ、少しは成長したのカナ、これからどうしようカナ、大丈夫カナ、カナカナカナ…。
たぶん、子供の頃、鳴き声と「〜カナ?」を結びつけて考えた名残が心のどこかにあって、ヒグラシの声で反射的に甦ってくるのだろう。ワクワクと不安と可能性と焦燥。今回の関西行では闘病の話をいっぱい聞いたせいか、「時限」という概念がずいぶん自分の中に巣くった。間に合うカナ。出来るのカナ。本当にやりたいことなのカナ。答えが近づいてはすぐ遠ざかる。

とはいえ、こう暑いと考えるのもしんどくなってくる。今日の関西なんて気温が体温より高いのだ。勘弁してくれ。
こうなってくると「行く末」としてはとりあえず「もっと涼しくて乾いていて地震がない街(国?)に住みたい」とか、環境的な部分が最優先されてくる。でもそうするためには人生デザインが大幅に変わってくるなー。どうすっカナー。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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