投げ出すわけにはいかない

2008年6月23日(月) 14:51:37

病院に行って血液検査などを受けてきたのだが、数値はやはり安定していて、特に悪いところは見つからず。でも微熱はとれない。頭痛もとれない。うーむ。

ということで、まだしばらく会社に行けないのだが、まさかこんなことになろうとは思わなかったので、さすがにいくつかの仕事がやばくなっている。投げ出すわけにはいかないので、とりあえず家で企画書の草案などを書いている。本格的企画書を書くにはテンションと体力が足りない。

もうひとつ、やばいなぁと思っているのは明晩の講演。これはお断りできないので這ってでも行くが、1時間半しゃべり切れるのかがどうにも不安。いや、話している間はアドレナリンが出ているからいいけど、話し終わってからのグッタリが怖いな。

昨日、井上雄彦さんの言葉をひとつご紹介したが、同じく「バガボンド」の28巻袖のこんな言葉もご紹介しよう。

「高校生の頃
 好きなことを仕事にするのはつらいよ、
 そこそこ好きなことを仕事に選ぶといいと助言された
 僕はその言葉に逆らった
 そして今それで良かったと思える
 この仕事がそこそこ好きなことだったら
 もう投げ出していただろう
 好きなことと自分はイコールだ
 自分を投げ出すわけにはいかない」

上の方でボクも「投げ出すわけにはいかない」とは書いているが、でも、そこにあるのは責任感と義務感である。それとは違う意味で、つまり井上さんが語っている意味で「投げ出すわけにはいかない」と、コミュニケーションの仕事全体のことを思っているかどうかはまた別だ。この仕事、とてもボクに向いているとは思うが、投げ出せちゃう気もする。じゃ、投げ出せない仕事は? どこにある?

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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