一日ボー

2008年6月21日(土) 19:03:36

一日、ベッド上。
読もうかどうしようか迷っていた北方謙三の「血涙」上下巻をついに読み、次に売れっ子脚本家の初小説ということで楽しみにしていた篠﨑絵里子の「転がるマルモ」を読み、それでも時間をもてあまし、たまたまベッドサイドにあった角田光代の「キッドナップ・ツアー」を読んだ。

微熱がとれず、37℃前後をうろうろ。体調は悪くないが、なんとなくボーッとしている。考えてみたらこうやって何ひとつせずボーッとする日がここ数年あまりになかった。たまにはこうしてカラダを休めよということなのだろう。「死んでからいくらでもカラダを休められるじゃん!」という考え方をするタイプなので、何かと動こうとしてしまうが、そろそろ考え方を改めないといけないのかな。

夕方、家族が外出したので、久しぶりにスピーカーの前に座り込む。
さーて、この貴重な休日の貴重な独りの時間に何を聴くか………。それを決めるだけで40分強。決まらない。床にCDが散らかる。ポップスとかジャズという気分ではないのでクラシック。最初はショパンかモーツァルトと思ったけどなんかもっと硬質なものが聴きたく、フランクとかブルックナーとか(硬質でもないか)で迷い、最後にはエイヤでブラームスにしたが、聴き始めて違和感を感じ、結局ラフマニノフの2番に(硬質ちゃうやんけ!) その後なんとなくチャイコフスキーへ。どうもロシアがしっくり来る日。

ロシアといえば、ボクが親しいもうひとりの「モリ」こと岩田守弘さんが、単独でプロデュースした公演が大成功だったらしい。ボクは見逃したけど、NHKの朝のニュースにも取り上げられたという。モスクワ開催だったので行けなかったけど、彼、今年は来日するのかなぁ。お互いに「会いたいねぇー」「会いたいよー」と恋人同士みたいなメールをやりとりしている(笑)

この公演、彼の自作自演の全一幕バレエ「魂」や「富士への登攀」をはじめ、御大グラチョーワへの振付作ややアレクサンドロワのグラン・パ・クラシック、カプツォーワとのパ・ドゥ・ドゥ。彼の十八番「ゴパック」、奥さんのオーリャさんによる「ルースカヤ」など、全11曲。観たかったなぁ。

彼のブログの「公演の感想」を読むと、「痛かった腰が治った」という観客の感想が載っていた。これ、わかる。もうこれだけで公演の質と流れがわかる気がするくらい。わかるなぁ。いい公演って病を治してくれるんだよね。何かいい舞台が観たいな。病を治してくれるほどスゴイのを。 って、微熱程度ですっかり病人気分だが、まぁ普段あまり倒れないので許してください。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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