数秒の迷いが死

2008年3月 7日(金) 6:23:56

確定申告、サササと終了。
今年はムスメの医療控除が高額だったので還付金が多い。これで「MacBook Air」を買おうと画策中。美しいものを日常的に使うとセンスが良くなるとかたくなに信じているので。というかイーモバイルの定額制プランも契約して「ネット+原稿書き」に特化した使い方にするつもり。他の用途なしなら「MacBook Air」はかなりチカラを発揮するだろう。

いや、画策中というのはウソだな。もう買いに行った。で、負けた。
まだ出荷されたばかりの「MacBook Air」。アップルストアには在庫がたくさんあるが、まだ量販店には入荷されていないとは聞いていた。でもまぁもしかしたら入荷しているかもしれないし、イーモバイルも見てみたいからいつものビックカメラ経由でアップルストアに行こう、と思って有楽町ビックカメラを覗いてみたら奥さん! なんと「いまならイーモバイルとMacBook Airをセットで買うと3万円値引きの199800円!」ってのやってるじゃないですか。正確に言うと、イーモバイルのマック用のコレ(ちょっとカッコ悪い)の本体価格9980円も1円になるので、3万9979円値引き!

予約受付中!とか書いてないから「まさかな」と思いつつダメ元で「このセット、在庫あるんですか?」と店員に聞いたら「1台だけあります」と。
うわっ、予想外! ありやがった。ええとええと、んー、それなりに決心して買いに来たとはいえ、いきなり即決を要求されてしまったよ。とはいえ20万近い買い物。んーと、えーと…。

と、ほんの数秒。マジ数秒。
でもこの数秒の迷いが死だった。横にいた他の客が「買いますっ!」と短く叫ぶ。
店員とボク、凍り付く。店員、ボクの顔をすまなそうに見つつ「あ、ありがとうございます。えーと…、よろしいですか?」

アハハ、モチロン! と、さわやかに笑って「最初っからそんなの興味ないし〜」という顔で立ち去るボクは生来の見栄っ張り。いや待て交渉権は先にボクにあるだろう!とか粘ることをしないヤツ。あーあ。

いまさらアップルストアで定価で買うのもバカらしいので、そのまま帰ってきてムスメの誕生祝い。ムスメは友達からたくさんのお祝いをもらってシアワセそうだ。んー。3月6日というボクにとってキリのいい日に「MacBook Air」を買いたかったなぁ。思い返すだにあの数秒が悔やまれる。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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