スニーカー崩壊

2007年10月 1日(月) 7:20:14

飼い始めてから5年以上、ほぼ毎日散歩を欠かさない我が愛犬であるが、昨日みたいな雨の一日は非常に困る。犬用の雨合羽を着せて出かけるにしても、濡れそぼると匂うし、ボクも妻もシャンプーを毎回してあげるほどヒマではない。まぁ屋根があるアーケードまで早足で行ってウンチをさせて、拾って少しアーケードを歩いてまた早足で帰ってくるという短縮散歩になる。仕方ない。

で、昨日もそのつもりだったのだが、困ったことに数ヶ月前から散歩用スニーカーの底に穴が空いていて、雨の日に歩くと靴下までびしょ濡れになってしまう。通勤用のスニーカーはなんか感じが出ない。うーん、どうしよう…。で、ふと古いテニス用スニーカーがあることを思い出した。ボクは阪神大震災で中断するまで毎週テニスをやっていたのだが、その頃のシューズが「いつかテニスを再開するときのために」取ってあったのである。それもほぼおニューのヤツ。おお、もうこれ、下ろしちゃおう。

で、そいつを履いて雨の中、散歩をし始めたのである。まずは早足でアーケードまで。
ところが! なにやら足元がもさもさし、やけに冷たくなったと思って見てみたら。ら…。ら? ら! 靴底ないじゃん!
底と上部がまっぷたつである。数歩後ろにカカトが落ちてるし。しかも両足ほぼ同時。うひゃ〜。進めない帰れない。短すぎる散歩に超不満顔の愛犬を引きずって、一歩一歩ガニ股&つま先立ちで家まで。

阪神大震災というと、もう12年以上前か。12年もほっとけばゴムも劣化するということか。しかしまだ新しいスニーカーがボロボロと分解し崩れ去る姿はなにやらものの哀れを感じさせた。彼ももっと働きたかっただろうに。ちゃんとしたシューズ・ライフを過ごさせてやらなくてすまんかった。合掌。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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