歯を抜イタタタ!

2007年4月19日(木) 7:46:18

昨日書いたように、金歯をかぶせるために歯医者に行ったのだが、ボクは金歯をかぶせればすべて終わると勘違いしていた。でも実際はもうひとつ横の臼歯(奥歯)の治療が途中で、すぐその治療に入るという。その臼歯はずいぶん昔に削っていて銀歯をかぶせていたものなのだが、痛むので先週開けてみたら中で虫歯が進んでいて、もう一回り大きく削った状態である。言うなればコップのように中が空洞になっていて周りが薄い状態。「歯が大変割れやすい状態になっているので、食べ物は右側で噛んでください」っていうのはこの臼歯のことだったようである(突っ込んで聞かなかったボクも悪いけど、歯医者も説明不足だ)。

で、その臼歯の治療中に「パキッ!」という音が聞こえ、医者が小さく「あっ」っと叫んだ(笑)。
そして「佐藤さん…、歯が割れてました」と。いやいや、たったいまパキッっていったし、あんたも「あっ」って叫んだじゃん。「割れてました」じゃなくて「割っちゃいました」じゃないの?
とか心の中でツッコミつつ、ヒトの失敗(?)に甘いボクはとりあえず冷静に善後策を聞く。治療中に割れちゃう程度の臼歯なら、食事中に何キロもの負荷がかかったら早晩割れてしまうだろう。仕方がない…。

いくつか選択肢を提示されたが、どれも結局は「抜く」という結末。もう取り返しがつかないところまでボロボロらしい。ううむ。で、抜いた後、入れ歯を経由してブリッジかインプラントか。ブリッジをする場合は隣の歯の矯正も必要で1年程度かかるとか。インプラントだと半年かかるとか。しかもどっちも保険がきかず、大金がかかる。イタタタ!

何度聞いても「抜く」という結論は変わらない。不可逆だから怖いんだけどなぁ。
割れたところがジンジン痛み出したので、ではすぐ抜いてください、とお願いし、抜歯。親知らずを入れないで奥から二本目。いままで40年近くすさまじい量の食物をすり潰してきてくれた名プレイヤーの最期である。デッド・ソルジャーに敬礼!

抜いて1時間後くらいからどんどん痛みが増してきた。麻酔が切れてきたのだな。噛むどころかしゃべることもできないくらい痛い。なんだか懐かしい痛みでもあるけど。

でも、昨晩は楽しみにしていた「北品川の会」第二回であった。
抜歯直後のお酒は禁止、とのことだが、なんとか食事はできるようなので、痛みと不自由を押して参加した。

この店は街場の普通の食堂なのだが、夜は「完全予約制・一見さんお断り・おまかせコースのみ」の穴場店。
昨日も素晴らしいラインナップだったのだが、最初の鴨ロース薫製の時点で「弾力がある食品は痛くて無理」とわかってしまう。カキフライや穴子天などはまだしも名物海老フライやヒラメの昆布締めなんかは痛くて噛めない。右側で噛んでも弾力があると左側の歯同士が強く当たり、飛び上がるほど痛いのである。うわーん、目の前にうまいものがあって腹も減っているのに食べられないという地獄。途中からしゃべりすら無理になってきて結局ギブアップ。途中で帰らせてもらった。

一晩たった今朝、まだ痛くてほとんど何も食べられない。朝ご飯にうどんを作ってもらったが、カトキチだと弾力ありすぎて痛い。イタタタ! 離乳食みたいなのしか食べられないよぅ。

そういえば四柱推命で「今月は予期せぬ出費が」と占われていたなぁ。歯も痛いけど財布も痛い。ただですらポルトガルで散財して緊縮財政なのに参ったな。いろんな予定を見直し中。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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