ネット老人

2006年9月24日(日) 11:18:52

腰はやっぱりほぼカンチ(「東京ラブストーリー」かよ! ←古っ)。
数日前のひどい状態を目撃している優子が「見違える」と心底ビックリして見ているのが笑える。でも油断せずもう数回通い、メールで勧められた腰痛体操とかし、腰回りの筋肉をもう一度(やんわりと)付け始めよう。

とりあえずまだマック前になるべく長時間座らないようにしているので、メールのお返事滞ってます。緊急の方のみなんとかお返ししている状態。すいません。でもいっぱいいただいてうれしいです。

都立高校の国旗国歌強制問題も、賛同や、きっちり真面目にお応えしたいメールや、誹謗中傷のたぐいまでいろいろいただいています。
特に誹謗中傷系については、ボクが自分のサイトにちょこっと感想を述べただけで何をそんなにエキセントリックになるのか不思議な部分はあるのだけど(そういう考えもあるんだーでいいじゃんと思うのだけど)、ネット人口が劇的に増えて以来こういうことも劇的に増えたので仕方ないのかな。つうか、微妙な問題をあまり説明せず短く書いたボクが悪いか…。

他のブログとかの炎上過程を見ていても、ほんの少しのことでも断罪し謝罪を要求する正義漢、呆れるくらい多いですね。でも礼儀正しい正義漢の少ないこと少ないこと。あなたの考える「正義」を筆者に伝えたいなら、まず最低限の礼儀は持って欲しいと切望します。

ま、でも、ある意味「誰でも通る道」かなぁとは思います(上から見て偉そうに言っているのではなく、客観的に)。
だって、たとえばその昔「日記猿人」とかに参加してた人ならわかると思うけど、いまのネット上の騒ぎって7〜8年前にすでにみんなそこで経験していたことの繰り返し。ネットのすごさを実感して興奮して発信しまくることも、素晴らしい出会いも、楽しいオフ会も、書き込みで傷つけあうことも、理不尽な誹謗中傷も、不用意な発言での炎上も、突然のサイト閉鎖も。そのサイクルは山ほど見てきました。

今ネットをやってる人って6〜7割がまだネット始めて1〜3年程度ってとこでしょうか(特にブログ的に発信してる人)。みんなまだ初期の興奮状態にある気がします(偉そうに聞こえたらごめんなさい)。一概には言えないけど、ネット始めて5年以上経つとみんなネットの良さも限界も冷静に見えてきて、ネットに過剰期待しなくなり、意外と落ち着くものです。
ボクなんか11年やっているので、すでにネット老人です。「ネット上で議論する」とか「ネット上で相手を論破する」とか「そのあげく相手と分かり合う」とかについて何の期待もしてません。いや、期待しないどころか相当距離置いてます。泥沼になってシコリが残るだけ。もしくはサイト閉鎖に至るだけ。不毛。少なくともそういう先例を多く見すぎました。

ボクはサイトを長く続けたいので、これからも淡々と自分の思ったことを書いて行くだけですね。
メールアドレスは開放してますが、コメント欄やトラックバックを受け付ける予定はありません。コメントやトラバで知見が増え成長することもあるでしょう。でもそれ以上にネガティブな要素が強すぎる。その辺についてのネガな事例はホントに山ほど見てきているので。つか、10年以上ネットに濃く触れ、毎日のように発信しつづけてりゃぁ誰でも身に付く経験則かも。

ということで、読者とのコミュニケーションが少ないサイトですが、長続きさせますので、これからもよろしくお願いします。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。

アーカイブ

同カテゴリーの他記事