親の仕事

2006年8月11日(金) 6:22:43

今日から越後湯沢方面へ秘所。じゃなかった避暑。つかフジロックやった祭りの後にドラゴンドラ乗りに。スキーで行けよって感じだが、ま、夏のゲレンデでだらんこするのも小六には楽しいかもと思って。ハイキングしたいって言ってるし。受験勉強の合間に少しだけ気分転換。

受験って「将来の職業の選択肢を狭めない」という意義と「冷や汗かくくらいの努力を一度はきちんとする」という経験とでとても大事なものだと思っているが、もう「いい大学行っていい企業入って」というシアワセ・モデルはとっくに崩れていると思うので(国としての成長が終わったこれからの時代、どっちかというと不幸なモデルかもしれない)、上記ふたつを満たせばどの中学に行ってもいいと思ってる。というか、高校入試でも大学入試でもそれは満たせるのだが、自分が通った経験から6年一貫はなかなかいいと思うので中学は受験させてみたい。小学校は公立で正解。幅広くいろんな家庭の子が集まっている方が健全。

大学受験までに「将来やりたいこと」が絞られていなければ(その可能性が高い。現代は選択肢が多すぎる)、大学も「職業の選択肢を狭めないレベルの学校」を狙って受験した方がいいだろうが、大学2年から就職活動して3年で内定取るような学生生活に何の意味があるのか調査中。欧米的なキャリアアップを意識した大学選択もありなのだろう。海外を含めて。

たぶん、あと10年後20年後にどのような日本になっているか、をある程度推測してゆるやかに導いてやるのも親の仕事。堀井憲一郎の「若者殺しの時代」など読んでも思うが、これから(今の老人たちが作った)社会に出ていく人たちの生きにくさは相当なものだと予想される。思考停止して既存のレールに乗せるのだけは避けたいと思う。

とかなんとか理屈っぽく言いながら、まぁきちんと休んで夏休み後半もキリキリ勉強しろよ、っつうことですわ。気分転換させるのも親の仕事、ってか? そんでは避暑に行ってきます。暑いトーキョーよ、さらば!(3日だけな)

※あっちではネットにつなげないかもしれません。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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